4人組バンド・King Gnuが、綾野剛主演のTBS系日曜劇場『オールドルーキー』(6月26日スタート、毎週日曜21:00~)の主題歌を担当することが20日、発表された。本作のために書き下ろした「雨燦々」は、初回放送で解禁される。
本作は、現役を引退したサッカー元日本代表が新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。
綾野が演じる主人公・新町亮太郎は、底抜けに明るく、サッカーに人生をかけてきたプロサッカー選手。しかし、怪我の影響で低迷し、J3のチームに所属後、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、そして、サッカー選手だった自分を誇りに思っていた娘たちのために、新町はそこで働く決意をする。
このたび、本作の主題歌にKing Gnuの新曲「雨燦々」が決定した。King GnuがTBSドラマの主題歌を担当するのは今回が初めて。楽曲は、初回25分拡大スペシャルの中で初解禁される。
King Gnuの常田大希、主演の綾野剛、編成の東仲恵吾氏がコメントを寄せた。
■King Gnu・常田大希
日曜劇場『オールドルーキー』の主題歌のために「雨燦々」という楽曲を書き下ろしました。お話を頂き脚本を読み込んで行く内に、登場人物達の魅力に引き込まれて時間を忘れて読み耽ってしまったのが良い思い出です。こんなポジティブなエネルギーに満ちた作品に力を添えられた事をとても嬉しく思っております。
意外にもKing Gnuとしては剛ちゃんとの初作品になりますね! 我々としましては今までの自分達には無い、新しいラインの楽曲に仕上がりました。聴いていただくのが楽しみです。どうぞ宜しく!
■主演・綾野剛
『オールドルーキー』にとって最後のピースがそろいました。誰一人として孤独にならぬよう照らしてくれる煌めき。いつだって寄り添ってくれる力強い愛。そして涙以上に染み込む雨がこんなにもあったかいなんて。また僕らを眩しい世界へと導いてくださいました。
これからの時代を切り開き、生きる人すべてへふりそそぐ応援讃歌。ここに誕生です!
■編成・東仲恵吾
本作の主人公は、突然の引退により望んだ人生ではないけど、
それでも精一杯生きようとしていく“悲哀”と、
家族のために前に進む“勇気”を持った人物です。
そんな複雑な色々な感情を持ちながら覚悟を持って突き進む主人公に寄り添い、
後押ししてくれる主題歌と考えた時に、
King Gnuさんが作ってくれたら、ドラマにさらなる立体感を出してくれて、面白くなるのではと思いました。
楽曲制作に入る前に、常田さんと打ち合わせをさせてもらい、
作品に向き合う真摯な姿勢とその人間力に圧倒されつつも、
必ずやいい曲になると確信しました。
そして、実際に出来上がってきた曲は、
想像を遥かに超えた“優しさ”も“力強さ”も併せ持つ、とても愛おしい曲でした。
この曲があれば、
主人公はきっと
どんなに高い壁だって越えることができる。
これは、
主人公だけではなくて、
今、色々な壁に立ち向かっている人たちへの最上級の応援歌です。
ぜひ、ご期待ください。