お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が、19日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)に出演し、内閣府が発表した「20代独身男性の約4割がデート経験なし」についてコメントした。
内閣府が発表した男女共同参画白書によると、20代独身男性の約4割が「デートの経験がない」と回答。20代男性の65.8%、20代女性の51.4%が配偶者や恋人がいないと答え、番組VTRではこれを「若者の恋愛離れを示す」と説明した。
コメントを求められた兼近は、発表内容や一連の報道に対して「デートしてないのが悪いみたいな表現ですよね」と指摘。「そこが不思議で」「まだ『デートしてないと、結婚してないとダメ』という概念がたくさんあるというのが驚きで」と率直な感想を述べた。
さらに、「したくなくてしてない人もいるはずなんですよ。嫌だから、という。それを配慮してくれてないというのを感じて」との見方も示し、「だから、いろんな枠があっていいと思うんですよ。したくない人、したいけどできない人。いろんな枠がある中で、1つに収めるのはちょっと違うなと思っていて」と疑問も投げかけた。
また、自身の結婚願望についても、「したいと思ったこと1度もないです」と胸の内を明かした兼近。「結婚がいいものとして捉えている人は、それでいいと思っていて。僕は家庭環境的に、周りには結婚を嫌なものとして捉えている人もいて。それを『みんな結婚して子供を作れ』というのもおかしいし、結婚しなくても子どもを作れていいとも思うし、夫婦別姓でもいいと思う」と言い、「いろんな多様性を全部無視して独身男性のデート4割(が経験がない)、ムカつきますよね。ちょっと嫌です。こういう捉え方をしないでほしい」と訴えていた。