脳科学者の中野信子氏が、きょう18日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)に出演する。

  • (左から)マツコ・デラックス、マツコの脳波、中野信子氏=日本テレビ提供

幼い頃から、周囲に変な性格だと言われていたという中野氏。その原因は脳にあるのではないかと考え、中学生にして脳科学者を目指すことを決意する。のちに東大に進み、大学院では脳神経医学を専攻して、脳の研究に没頭。そして、自分の脳を調べてみたところ、「“意外と普通じゃん”と思いました」と言う。

現在も脳への興味は尽きることがなく、脳波を測定しながら瞑想するイベントや来場者の脳波を測定するイベントを開催したり、森山未來のコンテンポラリーダンスと脳波を融合させた現代アートを手がけたりと、次々と新しいことにチャレンジしている。さらに、新たに芸術学の博士号を取得しようと東京藝術大学に在学中だという。

そんな中野氏の趣味はピアノ演奏で、それも脳のリフレッシュのためなのだそう。脳への探究心が絶えず、数年前からマツコ・デラックスの脳にとても関心を持っていて、「脳の中で特定の領域が発達していて、人より厚いとか。マツコさんの脳を測定してデータが欲しい」と語る。それに対して、マツコは「いやいや、普通ですって」と言うが、今回番組内で、マツコに脳波を測定できる装置をつけてもらうことに。

この装置は脳から出ている電気信号をリアルタイムで読み取ることができ、アルファ脳やベータ波など、脳波別に色分けしてモニターに表示できるという仕組み。果たして、マツコの脳の分析結果は…。