お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志によるフジテレビ系バラエティ特番『まっちゃんねる』が、25日(21:00~)に放送。新企画「IPPON女子グランプリ」が展開される。
松本が大会チェアマンを務める大喜利番組『IPPONグランプリ』を、出場者を女性に限定して行う「IPPON女子グランプリ」。今回は「女芸人版」と「女性タレント版」の2つの対戦を実施。それぞれ4人の精鋭たちが登場し、大喜利対決を展開する。
「女芸人版」に出場するのは、3時のヒロイン・福田麻貴、蛙亭・イワクラ、Aマッソ・加納、ハリセンボン・箕輪はるか、という顔ぶれ。松本チェアマンが「みなさん1回、化粧直しをしてもらえますか。顔の皮脂が出すぎ…」と心配してしまうほど緊張をあらわにしていた4人。しかし、いざ大喜利が始まると、それぞれ独特の世界観を生かした回答を次々と繰り出し、爆笑をかっさらう。
「女性タレント版」には、滝沢カレン、神田愛花、渋谷凪咲(NMB48)、王林という、いずれも現在のバラエティ界に欠かせない存在である4人がエントリー。元NHKアナウンサーにしてバナナマン・日村勇紀の妻である神田、あまたの芸人が認める“大喜利ができるアイドル”の渋谷、そして、爆発力未知数ながら絶大なポテンシャルを感じさせる滝沢と王林。そんな異色かつ最強の布陣に、松本チェアマンも「(どんな戦いになるのか)全くわからないです(笑)。でも、めちゃくちゃ期待値は上がっております!」と熱いまなざしを向ける中、戦いの幕が切って落とされ、個性的すぎる奇跡の回答が続々と飛び出す。
『IPPONグランプリ』では出場者同士で審査を行うが、今回は大会チェアマンの松本のほか、『IPPONグランプリ』優勝経験を持つバカリズム、麒麟・川島明、千鳥・大悟が見届け人として審査を担当。なお、大喜利で出される“お題”のいくつかは、審査員自らが考案。誰がどんなお題を考えたのかにも注目だ。
全ての収録を終えた松本は、「今回の『まっちゃんねる』は、今までとは全く違う実験を試みたんですが…いやこれ、ちょっとえらいことになりましたね(笑)」とコメント。「女性だけの大喜利大会は無謀やっていう声もあったんですが、いやいや、そんなことはないよ、と。本当にすごかったですから」と満足げな表情でアピールした。
渋谷のコメントは、以下の通り。
――収録を終えた今、率直な感想をお聞かせください。
「大喜利というピラミッドの頂上にあるような、偉大すぎる番組に参加させていただけて、めちゃくちゃ幸せでした!実は出演させていただけることが決まったときは、ものすごく緊張して、夜もなかなか寝られないくらいだったんですけど、『IPPONグランプリ』に出場できる人って、世界中で何十人だけじゃないですか。こんな緊張を味わえる人も、世界に何十人しかいないわけですよね。そう考えたら、めっちゃ幸せなことだと思えてきて。だから本番では、余計なことを考えないで一生懸命に頑張ろうって思えたし、実際、めちゃくちゃ楽しかったです!」
――本番に向けて、何か準備したことはありますか?
「焦らないで臨めるように、今までの『IPPONグランプリ』を見返しながら、イメージトレーニングをしました。“ドラムロール大喜利”のボタンを押すタイミングを、ひとりで机を叩いて練習したり(笑)。あと、別の番組で共演させていただいているハリウッドザコシショウさんからもアドバイスをいただいたんですよ。“周りを気にしないで、どんどんボタンを押した方がいいよ”とか、“思いついた答えは、躊躇(ちゅうちょ)しないで全部言っちゃった方がいい”とか、『IPPONグランプリ』に出場されたことのあるザコシショウさんからいろいろと教えていただいて、すごく心強かったです」
――大喜利に挑む際、心掛けたことは?
「お題ごとに、できるだけ自分がトップバッターになろうというのは決めてました。みなさんがどんな回答を出すのかわからないので、最初にまず私が答えを出して、そのまま空気が変わらないうちにどんどん答えよう、みたいな。そこは割とうまくいったのかなと思います」
――対戦相手の王林さん、神田愛花さん、滝沢カレンさんとは、何かお話をされましたか。
「本番前はずっと、控え室で4人で輪になって座りながら、“緊張しますね~”って言い合ってました(笑)。“こんなにドキドキしてるんです”って言って、お互いの胸に手を当てたりして(笑)。本番が始まってからも、みんなで力を合わせてこの局面を乗り越えましょう、みたいな雰囲気がありましたね。4人が争ったというより、4人が一丸となって大喜利というものと戦ったような感じです(笑)」
――では最後に、番組を楽しみにしている視聴者の方々へメッセージをお願いします。
「私はこれまで、いろんなところで大喜利をさせていただいてきたんですけど、“自分はアイドルだから”っていう、言い訳みたいな部分が心のどこかにあったような気がしていて。だけど今回は、何の言い訳もなく、ひとりの女子として、ただただ面白いことを突き詰めたつもりです。ぜひたくさんの方に見ていただきたいです!」
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