ロジテックINAソリューションズは6月16日、直販サイト「ロジテックダイレクト」において、スティック型SSDシリーズ2機種を発表した。

ラインナップは、USB Type-Cアダプタ付属の「LMD-SPBUC-K」シリーズ、特定ウイルスの減少・菌の増殖を抑制するガラスコーティングを施した抗ウイルス&抗菌対応のスティック型SSD「LMD-SPBUC-K」の2モデル。

  • LMD-SPBUC-K」シリーズ(左)、「LMD-SPBU3C」シリーズ(中央)。USB Type-C変換アダプタを2個セットにした「CN-USBAC/ST-2P」(右)も同時発売される

「LMD-SPBUC-K」「LMD-SPBU3C」

「LMD-SPBUC-K」および「LMD-SPBU3C」は、USB-AをUSB Type-Cに変換するアダプタが付属したスティック型SSD。USB-Aコネクタに変換アダプタを取り付ければ、USB Type-Cポートを搭載したノートPCやタブレット、スマホに接続して使用できる。

  • USB-AをUSB Type-Cに変換するアダプタが付属。本体はストラップホール搭載

USBメモリ風の超小型・軽量のスティック型で、本体とスライドカバーはマット加工を採用した。米軍採用品の耐衝撃の選定基準となる「MIL-STD-810G 516.7 Procedure IV」をクリアし、万一の落下による衝撃や移動中の振動にも壊れにくいとする。

  • ブラックとホワイトの2色、容量は250GB、500GB、1TBの3モデル

USB 3.2 Gen2に対応し、PCやテレビに直挿しして使用可能。PS5/PS4の拡張ストレージとしても使用できる。アクセス状態を目視できるLEDを搭載した。

スライドボタンを天面に配置することで指の負担を抑え、利き手を問わず利用できるとする。SSD本体の熱を本体底面の金属プレートに拡散して性能低下を抑えるのに加え、アクリルカバーで本体を覆うことで手で触れる部分(天面/側面)の発熱を抑える「Thermal Separation 構造」(熱分離構造)を採用した。

  • 持つところが熱くならない「Thermal Separation 構造」

また、SSDを破棄する際の機密情報漏洩を防止する消去ツール「Logitec ディスクデータイレイサ」、SSDが破損した場合にバックアップデータを簡単に保存するツール「Logitec フォルダミラーリングツール」、専用フォーマッタ「ロジテックディスクフォーマッタ」を無償でダウンロードできる。

カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、容量は250GB、500GB、1TBの3モデルをラインナップする。

「LMD-SPBUC-K」シリーズ

「LMD-SPBUC-K」シリーズは、特定ウイルスの数を99%以上減少・菌の増殖を99%以上抑えるとする「Hシールド技術」を採用した抗ウイルス&抗菌対応モデル。

5年以上の耐久性が確認されたガラスコーティングをSSDに施工し、汚れやキズが付きにくい高純度のガラス被膜に抗ウイルス・抗菌成分を定着させることで医療機関・教育機関・企業など衛生面に配慮が必要な場面で効果が期待できるとしている。