東プレは6月17日、静電容量無接点式キーボード「REALFORCE R3S」を発表した。6月24日発売予定で、価格は20,900円~23,540円。
REALFORCEシリーズは、業務用端末などに使われる静電容量無接点方式の独自スイッチを採用し、高い耐久性とソフトな打鍵感を両立したことで愛好家の多い高級キーボード。
2021年のフルモデルチェンジで主力製品はREALFORCE R3に切り替わったが、旧世代のREALFORCE R2も一部の仕様に限り併売されてきた。今回登場したREALFORCE R3Sは、R2のデザインを継承しつつ、R3の専用ソフトウェア「REALFORCE CONNECT」によるキーマップ変更やAPC機能(入力ポイント変更)に対応したマイナーチェンジ版となる。
REALFORCE R2からの変更点としては、CapsLock/Ctrlキーの入れ替えのみだったキーマップ変更が全面対応となり、APC機能は3段階(1.5/2.2/3.0mm)から4段階(0.8/1.5/2.2/3.0mm)に拡張される。
直線的なボディ形状はR2のものを踏襲しているが、キーレイアウトはR3に近い。具体的には、R2の特徴だった「日本語配列なのに長いスペースキー」(4.25u)は3.5uに短縮され、スペースキーの左右にある無変換/変換キーの位置が一般的な日本語配列のキーボードに近い位置(ホームポジションの真下)となっている。
REALFORCE R3Sは日本語配列のみの展開で、12モデルを用意。フルサイズ/テンキーレス、通常/静音スイッチ、ボディカラー(ブラック/スーパーホワイト)、キー荷重(30g/45g/変荷重)を選択できる。各モデルの仕様や価格は下表のとおり。