エイチームフィナジーは6月15日、「新型コロナウイルス感染症の流行による生命保険加入への影響調査2022」の結果を発表した。同調査は5月23日~26日、新型コロナウイルス感染症が流行していた2021年1月以降に生命保険に加入した20歳~49歳の男女439名を対象に、インターネットで実施した。

  • 新型コロナウイルス感染症の流行前(2020年3月以前)から生命保険の加入を検討していましたか

新型コロナウイルス感染症の流行前(2020年3月以前)から生命保険の加入を検討していたか尋ねたところ、80.2%が「検討していた」と回答した。17.1%は「流行後に生命保険への加入を検討し始めた」と答えている。

新型コロナウイルス感染症の流行が生命保険の加入に影響を与えたか調査をすると、36.0%が「やや影響を与えた」と回答した。「かなり影響を与えた」が28.0%、「影響を与えた」が9.1%で、合わせると約7割が保険加入に新型コロナウイルスが影響をしていると感じていることがわかった。

2021年度の調査でも7割以上が生命保険加入に「新型コロナウイルスが影響を与えた」と答えており、2022年1月以降も引き続き影響が大きいことがわかった。

  • 新型コロナウイルス感染症の流行が生命保険の加入に影響を与えましたか

今回生命保険に加入する際、以前から加入していた生命保険をどうしたか聞くと、2021年1月以降生命保険に加入した人のうち、60.1%が「元々生命保険に加入していて"追加で加入をした"」と答えた。「以前加入したものを解約し新たに加入した」という"乗り換え"をした人は28.7%だった。

  • 今回生命保険に加入する際、以前から加入していた生命保険をどうしましたか

生命保険に加入した際の検討・加入手段について尋ねると、「訪問型の保険相談」と「元々の担当者、または付き合いのある保険会社の担当者から加入」が各38.7%で最も多かった。「オンライン面談」は24.1%で、昨年より約2ポイント増加している。

  • 生命保険に加入した際の検討・加入手段

今年、保険を見直す予定があるか尋ねたところ、64.2%が「見直す予定がある」と回答した。

見直す保険の種類について調査すると、最も多かったのは「医療保険」(61.3%)で、「がん保険・三大疾病保険」(47.9%)、「収入保障保険」(32.6%)と続いた。

  • 今年、保険を見直す予定がありますか