近畿日本鉄道は、夏休み期間中、土休日を中心に大阪・名古屋発の伊勢志摩方面行臨時特急を運転すると発表した。「ひのとり」による運転も7日間実施する。
「ひのとり」は「くつろぎのアップグレード」をコンセプトに、国内で初めて全席にバックシェルを設置するなど、車内の居住性を従来より大幅に向上させた特急車両。今年春の大型連休期間中、臨時特急として大阪・名古屋から伊勢方面へ運転したところ好評だったため、夏休みも伊勢志摩方面への「ひのとり」を運転することとした。
臨時特急「ひのとり」の運転日は7月16~18日と8月11・13・14・15日。大阪難波駅10時50分発・宇治山田駅12時29分着と宇治山田駅13時31分発・大阪難波駅15時21分着、近鉄名古屋駅9時36分発・鳥羽駅11時19分着と鳥羽駅14時44分発・近鉄名古屋駅16時32分着の列車を運転する。
汎用特急車両を使用する臨時特急も、大阪発・名古屋発でそれぞれ運転される。7月16日から8月28日までの土休日とお盆期間の計17日間、大阪難波~宇治山田間で1日4本を運転。近鉄名古屋駅発着の運転日は臨時特急「ひのとり」と同じで、鳥羽駅まで1日2本運転される。