ジメッと暑い日が続いている昨今。今年の夏も厳しい暑さが続くと予想されています。これからの時期から始めておきたいのが熱中症対策。毎年数多くの暑さ対策グッズが登場していますよね。今回は昨年発売され、話題になったネッククーラー「ICE RING(アイスリング)」が一体どのようなものなのか試してみました。

28度以下で凍る「ICE RING」とは?

  • 昨年SNSで話題になったアイスリング、今年も注目したいアイテムだ

    「ICE RING(アイスリング)」Mサイズ(3,410円)

昨年販売開始し、4万個を完売した大ヒットアイテムの「ICE RING(アイスリング)」。街中で見かけたことのある人もいるのではないでしょうか。

「アイスリング」は28度以下で自然に凍結する、首にかけるだけで手軽に暑さ対策ができ、繰り返し使用できる暑さ対策グッズです。首元を冷やすことで、全身の熱を負担なくクールダウンさせてくれます。デザインのラインアップは22種類、サイズ展開は大人用のLサイズ、Mサイズ(3,410円)、子供用のSサイズ(2,970円)、ペット用のSSサイズ、XSサイズ(2,750円)の5種類と豊富なところも魅力となっています。

使い方は簡単で、凍結し硬くなった「アイスリング」を白い方を下にして首にかけるだけ。液体に変わったら、また同様に28度以下で自然凍結、もしくは冷水や冷蔵庫で冷やすと、再び使えるようになります。汚れても手洗いができるのでお手入れも簡単で、繰り返し使えるので経済的なアイテムです。

  • チャック付きの袋に入っているので衛生的

本体はツルッとしながらもサラサラな触り心地で、首につけても違和感はなさそう。28度以下の部屋に置いていたため、硬くなっており、すぐに使える状態でした。

  • 「アイスリング」本体

裏側はクリアな素材で、シャーベットのように凍っているのがわかります。溶けると透明の液体が見えるので冷えているのかどうか、一目でわかります。

  • 凍って固体になっている状態

  • 溶けると液体が透明に

早速「アイスリング」をつけて外出してみました。

実際に使ってみた

2時間ほど散歩をしようと思ったこの日は、気温26度と半袖を着ていても暑さを感じるほど。「アイスリング」を装着してみると、適度な冷たさで心地良い。保冷剤のようなビクッとする冷たさではなく、優しくじんわりと首元を冷やします。中の液体は水よりも約30%ほど比重が低いため、重たさも苦しさもなく、違和感はありません。また、優しいフィット感にも関わらず、首元できちんと固定されるので、位置を直すことは一回もありませんでした。

冷たいものなので結露の心配をしていましたが、「アイスリング」から汗は一滴も出ず、快適な状態を継続できました。首元がひんやりとさせるだけで心地よく、「アイスリング」は溶けてしまったものの、いつの間にか2時間半ほど散歩をしてしまいました。

「アイスリング」は、冷房などが効いた、28度以下のところに置いておくだけでも凍りますが、すぐに使いたい場合は冷水につけると約15分、冷蔵庫に入れると約10分で使用できるようです。実際に冷水でしっかり凍るのか検証してみました。

ほぼ液体になったアイスリングを、冷水の入ったボールに浸します。

そのまま15分ほど放置すると裏面が白くなり、しっかりと硬くなっていました。

  • 中の液体が、透明から真っ白に変化

冷たさが足りなくなったら、冷水や冷蔵庫で冷やし、約15分と短時間待てば使えるようになるので、急な外出時でもしっかりと熱中症対策をしてくれそうです。

ただ首につけるだけで、ひんやりと心地よくしてくれる「アイスリング」。手が塞がる心配もないので、アウトドアやスポーツの時にも活用できそうです。無地のものからポップなデザインまでデザインも豊富なので自分好みのものを選ぶことができます。これから迎える夏に向けて、じんわりと体をクールダウンしてくれるアイテムを見つけてみては?