ホラー映画「アングスト/不安」の、"愛犬家に安心安全"な宣伝文句が、ネット上で話題になっている。
「アングスト」は、1983年に公開された、実際の殺人事件を題材にしたオーストラリアのホラー映画。刑務所から釈放された殺人犯・Kは、相手の目に映る恐怖心を見たいという欲望から、屋敷に忍び込み、一家を惨殺するという物語だ。
本映画の宣伝文句は、「犬の安否が心配な愛犬家の皆様へ✳︎一部犬のネタバレをふくみます」と前置きし、「犬は無事です。」と映画に登場する犬の安否に関するネタバレが。これで愛犬家の方は、安心して、映画を視聴できること間違いなしだ。
ホラー映画ならではの、このユニークな宣伝文句の元ネタは、おそらく「Does the Dog Die?(犬は死ぬか?)」というサイト。もともと映画に登場する犬の生死に関するネタバレをするサイトであったが、現在は、中絶やヘイトスピーチなど幅広いジャンルのネタバレをしている。
ネット上では「犬『は』無事です」「犬以外は全く無事ではない模様」「無事なら、うん、無事なら観られます。とても良い広告だと思います。」などの声が寄せられた。