6月17日に発売される「ゴールデンカムイ」30巻の帯コメントを、俳優の藤岡弘、さんに依頼した際のものというエピソードが、ネット上で「真摯な対応」だと話題になっている。
#ゴールデンカムイ 最新30巻。帯コメントは藤岡弘、様に依頼させて頂きました。「全話読んでからコメントいたします」との律儀で誠実な対応。このような熱い推薦文を頂けて野田サトル、幸せです。単行本は今週17日(金)発売です。 #藤岡珈琲 pic.twitter.com/OjmfBqo012
— 野田サトル (@satorunoda) June 14, 2022
「ゴールデンカムイ」は、野田サトルさんによる人気漫画。明治時代の北海道を舞台に、日露戦争で激戦地を戦い抜いた杉本佐一とアイヌの少女・アシリパを中心に、アイヌが隠したという金塊をめぐる争奪戦を描いた物語だ。過激な暴力や味のある下ネタ、アイヌ文化への調査とリスペクト、細やかな生活描写が魅力的な作品。
本作の作者である野田さんが、6月14日に自身Twitterにて、「最新30巻。帯コメントは藤岡弘、様に依頼させて頂きました。」と表紙の写真とともに投稿。続けて、藤岡弘、さんから「『全話読んでからコメントいたします』との律儀で誠実な対応」を受けたという依頼時の秘話を語った。そして出来上がった帯には、「『究極のサバイバルの極致に私の心は酔いしれた。』合掌、藤岡弘、」とのコメントがあった。当該ツイートは、記事執筆時点で、いいね数7.1万件、リツイート数2.2万件と注目を集めた。
ネットでは、「帯で泣かされるとかはじめて」「伝説の藤岡隊長!す、す、す、凄いです!金カム単行本で一番インパクトが大きい帯ですね!」「なんだこの表紙は…ハードボイルドの塊…」など、流石は藤岡弘、だと、その対応を称賛する声が寄せられた。
ほか、4月にゴールデンカムイの実写映画化が発表さていたことを意識したのか、「アレ これ実写版出る流れ?」「出るのか……?!マタギの姿をした藤岡弘、の野太い声であの単語を言う姿が見られるのか?!」と実写映画に藤岡弘、さんを!と推す声も集まっていた。