日本時間の6月16日、Microsoftが提供しているWEBブラウザの「Internet Explorer 11(IE11)」のサポートが終了。これ以降IE11を起動しようとすると、後継の「Microsoft Edge」が起動する。
IE11は、WEBブラウザ「Internet Explorer(IE)」の最終バージョンとして提供されていた。同社は、IE11のサポートを終了し、Edgeに機能を集約する理由として、互換性の向上・生産性の向上・ブラウザーセキュリティの強化の3つを挙げている。
なお、Edgeには「IEモード」が搭載されており、サポート終了後も、IEをベースに構築されているWEBサイトやアプリケーションにアクセスできる。IEモードは少なくとも2029年まではサポートする予定だそうだ。それまでに、IEをベースにしたサイトやアプリは改修する必要がある。
IEは設計が降るだけに、他の主要WEBブラウザと異なる箇所が多く、IEを考慮したサイト設計をする必要があった。今回のサポート終了にネット上では、「祝!IE11のサポートが終了しました!」「Web制作はInternet Explorerとの戦いだった。今日はWeb制作業界の歴史に刻まれる日になるだろう。」「Webデザイナーにとっては歴史的記念日ですね!やっと・・・やっと・・・解放される。」など、死線をくぐり抜けてきたと思わしきエンジニアたちの歓喜の声が相次いだ。