日立グローバルライフソリューションズは、紙パック式キャニスター掃除機「かるパック」とサイクロン式キャニスター掃除機「パワかるサイクロン」の新製品を発売する。紙パック式は6月19日、サイクロン式は7月16日の発売で、価格はいずれもオープン。推定市場価格は紙パック式の「CV-KP900K」が64,000円前後、「CV-KP300K」が53,000円前後。サイクロン式の「CV-SP900K」が82,000円前後、「CV-SP300K」が66,000円前後、「CV-SV90K」が33,000円前後となる。

紙パック式は本体を軽量化

紙パック式キャニスター掃除機の新モデルは、2021年度モデルのマイナーバージョンアップ。本体カラーの調整や、本体の軽量化などを図った。

  • 紙パック式の「かるパック CV-KP900K」

CV-KP900Kは高性能な小型ファンモーターを搭載することで、ごみがたまってきてもパワーが長持ちする軽量コンパクトなモデル。高集じんフィルターと高密度モーターケースにより、微細なゴミを99.999%逃さないとしている。床の上のゴミに光を当てて、見やすく浮かび上がらせる緑色LED「ごみくっきりライト」をヘッド前方に搭載。

2021年度モデルでは本体下部と車輪の色をグレーとしていたが、CV-KP900Kでは色相を変更して全体の色味をライトゴールドで統一した。CV-KP900Kの本体サイズはW207×D339×H203mm。本体の重さは2.3kg、ヘッドなどを入れた標準状態の重さは3.6kg。集じん容積は1.3L、運転音は57~約51dB。「パッとブラシ」「ほうきブラシ」「すき間用吸口」「サッとハンドル」「パックフィルター(GP-2000FS) 1枚」が付属する。

CV-KP300Kは、高性能ファンモーターと空気流路の工夫で強いパワーを実現したモデルだ。床の上のゴミに光を当てて見やすくする「白色LEDライト」をヘッドに搭載する。

2021年度モデルでは本体の重さが3.3kgだったが、CV-KP300Kでは吸込仕事率650Wという強い吸引力を維持したまま2.9kgに軽量化。ヘッドなどを含む標準状態の重さも、4.8kgから4.4kgへと軽くなっている。

CV-KP300Kの本体サイズはW236×D351×H202mm、集じん容積は1.3L、運転音は65~約60dB。「パッとブラシ」「すき間用吸口」「パックフィルター(GP-2000FS) 1枚」が付属する。本体カラーはライトゴールド。

サイクロン式は、下位モデルの重さを上位モデルなみに軽量化

サイクロン式キャニスター掃除機の新モデル(3機種)も、2021年度モデルのマイナーバージョンアップ。本体カラーを変更したほか、300Wの吸込仕事率と2.5kgの重さを保ちつつ、付属ツールやヘッドの性能が異なる。

上位モデルのCV-SP900KとCV-SP300Kは、ヘッドに緑色LED「ごみくっきりライト」を搭載。CV-SP900Kではアタッチメントに「ワイドふとんブラシ」が付属する。

CV-SP900Kの本体は、色味を落ち着いたスカーレットに変更。CV-SP300Kではダストケースのフィルターカバー部を暗めカラーに変更している。

下位モデルのCV-SV90Kでは、本体の重さを上位モデルとそろえる軽量化を図った。さらに上位モデルのみに採用していた、回転ブラシに糸くずや髪の毛、ペットの毛などが絡みつくのを抑える「からまんプレス構造」も搭載。従来レッドだった本体カラーをホワイトに変更している。

  • サイクロン式の「パワかるサイクロン CV-SP90KR」

CV-SP900Kの本体サイズはW225×D300×H287mm、本体の重さは2.5kg、ヘッドなどを入れた標準状態の重さは3.8kg。集じん容積は0.25L、運転音は59~約54dB。「パッとブラシ」「ワイドふとんブラシ」「すき間用吸口」「お手入れブラシ」付属。本体カラーはスカーレット。

CV-SP300Kの本体サイズはW225×D300×H287mm、本体の重さは2.5kg、ヘッドなどを入れた標準状態の重さは3.8kg。集じん容積は0.25L、運転音は59~約54dB。「パッとブラシ」「すき間用吸口」「お手入れブラシ」付属。本体カラーはライトゴールド。

CV-SV90Kの本体サイズはW225×D300×H287mm、本体の重さは2.5kg、ヘッドなどを入れた標準状態の重さは3.8kg。集じん容積は0.25L、運転音は59~約54dB。「すき間用吸口」「お手入れブラシ」付属。本体カラーはホワイト。