ビズリーチは6月15日、「勤務地を問わない求人」に関する調査結果を発表した。調査は2019年10~12月と、2022年1~3月のビズリーチに掲載された件数を比較している。

調査結果によると、2019年10~12月の「勤務地を問わない求人数」を1とすると、2022年1~3月は11.3倍となっている。

  • ビズリーチ上の「勤務地を問わない求人数」推移

なお、3月29日~4月4日にビズリーチ会員690人への「キャリア観や転職に対する意識」調査では、「勤務地不問の求人(完全リモートワーク)であれば、会社の所在地にかかわらず前向きに検討しますか」という質問に、「検討する」(49.3%)、「どちらかといえば検討する」(35.4%)、「どちらかといえば検討しない」(10.0%)、「検討しない」(5.4%)という回答結果だった。

  • 勤務地不問の求人(完全リモートワーク)であれば、会社の所在地にかかわらず前向きに検討しますか

同社の取締役副社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井哲也氏は「獲得競争が激化しているIT人材は、特にリモートワークを希望するケースが多い印象もあるため、企業も採用基準を柔軟にし、採用を強化していることがうかがえます」とコメントする。