ソニーは6月14日、フルサイズミラーレス「α1」と「α7S III」のファームウェアアップデートを公開した。

  • αシリーズのフラッグシップモデル「α1(ILCE-1)」

α1(ILCE-1)

今回のファームウェアアップデートにより、バージョンは1.30となる。主なアップデート内容は、RAW記録方式のロスレス圧縮で画像サイズが従来のLサイズに加えてMサイズとSサイズが選択可能になった。また、XAVC HS 8K記録時に、4:2:2 10bitが選べるように変更された。

ほかにも、PCリモート接続中のプロキシー記録が可能になったほか、瞳AFの精度の向上、Imaging Edge Desktop(Remote)でリモート撮影ができない場合がある事象を修正。カスタムホワイトバランスの動作安定性と、そのほかの動作安定性も改善している。

α7S III(ILCE-7SM3)

α7S III用はバージョン2.10を公開。主なアップデート内容は、PCリモート接続中のプロキシー記録が可能になったこと、瞳AFの精度向上、カスタムホワイトバランスの動作安定性を改善など。太陽など強い光源下におけるアイセンサーの検知性能と、そのほかの動作安定性も改善している。