OKIは6月15日、中小規模向けのオフィスコミュニケーションシステム「CrosCore 3」の販売を開始すると発表した。出荷時期は7月1日から。標準価格は50万円から。
同システムは近年普及が広がるテレワークやハイブリッドワークに対応する機能を追加したとしており、オフィスに設置した電話機に限らずスマートフォンアプリやPCソフトフォンアプリから社外と通話できるようになる。また、電話をかける際には、個人の電話番号を使用せずに代表番号からかけられるという。
業務終了時には、テレワーク環境下からでもオフィスの代表電話を就業ガイダンスや夜間受付窓口への自動転送などに切り替えることが可能だ。手動での操作だけでなく、時間指定による自動での切り替えにも対応する。
さらに、同社のセキュアなUC(Unified Communications)である「Com@WILLクラウドサービス」と連携することで、社内での出社状況や通話状況を確認できるようになるほか、相手を呼び出せるようになるなど、コミュニケーションのツールとしても使えるようになる。連絡したい相手が通話中や会議中など電話に出られない状況でも、チャットによる連絡が可能だ。
同社は今回の新システム販売に合わせて、多機能電話機「マルチ・キーテレホンARCシリーズ」のデザインも一新する。