体重や体型を気にしてダイエットをしている人にとって「太る」という言葉はちょっぴりイヤなワードかもしれません。

しかしTwitterユーザーのトミー(Official)さん(@distommy)が投稿したツイートを見ると、「太る」のイメージがガラリと変わるかも……?

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←ストレス太りでも幸せ太りでもない、"実力太り"を成し遂げている(@distommyより引用)

この「実力太り」というワードには多くの人が反応。「私やん。健康的に太っている。」「わしもや」といった共感の言葉や、「それはそれは……フィジカル的に太っ腹!」「……つ、強い……!!!」とツイートからパワーを感じたようなコメントも寄せられています。

「実力太り」とポジティブさも感じられるこの単語、投稿者のトミーさんにお話を伺いました。

投稿者さんに聞いてみた

――「実力太り」のツイート、3万件ものいいね(6月14日時点)とかなりバズっています。ツイートのきっかけは?

「幸せ太り」とか「ストレス太り」って言葉は昔からありますし、普通に生きてればそんな事もあるだろうなと思います。でも自分が痩せていた時期と比べて出来ることの増えた今「デカいってのはじつは強いってことなんだ」ということを思うようになりました。よく遊んでくれるTwitterの友人達や、まだ私の姿を知らないフォロワーたちに分かりやすく伝わればいいなと思い「実力太り」という言葉を使ったんです。「いっぱい食べてデカくなる!」っていいことだと思います。

――「実力太り」を実感されたのはいつごろでしたか?

私は身長175cm、体重は95〜100kgある文句なしの巨漢です。現在29歳で、実力太りをしはじめたのは23歳の頃でした。当時は転職を機にそれまで全くしてこなかった力仕事が多くなり、働けば働くほどご飯がおいしくなり、ご飯がおいしくなればおいしくなるほど自炊へのこだわりも量も増え(ビールの量も増えました)身体も大きくなりました。

――かなりのハードワークで得たものだったんですね。それは確かに「実力太り」です!

40kgもある品物を持ち上げ、800kgも荷物を積んだパレットを引っ張り工場内をてきぱきと動き、かつては右24kg、左16kgと激弱だった握力も両手とも50kgを超え、さらに力仕事に加え精密な仕事もするようになり、ほとんど"スタープラチナ"のような状態になりました。大きな家具の組み立てとかで困ってる人いたら呼んでくださいね。


確かな実力で、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンド「スタープラチナ」のようなとても頼もしい姿となったトミーさん。太るという言葉にネガティブな印象を持っている人も少なくないですが「実力太り」はとってもポジティブです。

また、トミーさんは、その”実力”の一端を垣間見ることができるnote「トミーのしごおわメシ」も投稿されています。トミーさん曰く、「力仕事でヘトヘトになってる人もそうでない人も、"今日の命拾い"や"明日の活力"になるようなメシハック(ライフハックのメシ版)」が紹介されているそうなので、明日を頑張る元気をもらえるかもしれませんよ。