パソコンの値上げの波が強くなってきている。新モデルへの切り替え時期は、価格の変更も入りやすいのでなおさらだ。おなじみ東京・新宿の「マウスコンピューター新宿ダイレクトショップ」でもこの傾向が確認できたが、そんな中でも"駆け込み"的に処分特価となるモデルもあったので、いくつか紹介しておきたい。
値段の上がり具合だが、店頭の販売モデルをざっと見た感じでは、およそ1割程度は価格が上がっている感じだろうか。しかもこの流れはしばらく続きそうだ。この頃はモデルチェンジのタイミングで、新モデルから価格改定が入ることが多いが、その一方で、モデルチェンジによる処分品が出やすくなる側面もある。例えば、文教向けタブレットPCの「mouse E10」は、税込14,800円で販売中だ。
高スペックなゲーミングPCでも、CPUの世代をひとつ落とせば特価品がチラホラ。「G-Tune」で、GPUに人気のNVIDIA GeForce RTX 3070 TiやRTX 3080を搭載したゲーミングデスクトップPCでも、CPUがIntel第11世代(とはいえ高性能モデル)で十分ということなら、20万円台中盤から持ち帰り在庫を見つけることが可能だ。
こんなご時世とはいえ、最新スペックのPCでも、特価品が無いわけではない。特にマウスコンピューター新宿ダイレクトショップでは近隣に学校が多い場所がら、クリエイター向けPC「DAIV」に力を入れているが、最新のIntel第12世代CPUであるCore i7-12700を搭載し、メモリは32GBとたっぷり、ストレージも512GB SSD+2TB HDDのデュアル構成という「DAIV Z5/EX」が、店舗限定特価として税込179,800円で販売中だった。GPUはGeForce GTX 1650で控えめだが、イラストや写真、動画編集にはもってこいのスペックだろう。