北海道に生息する日本最小級の小鳥「シマエナガ」。ふわっふわの毛をまとった体が、まるで小さな雪だるまのように白くて可愛らしいんです。
実は今、そんなシマエナガの貴重な姿がTwitterで注目を集めています。
枝に顔をこすりつけ気持ちよさそうに目を閉じるシマエナガが撮れました(-▴-)
(@daily_simaenagaより引用)
撮影者は、「ぼく、シマエナガ。(@daily_simaenaga)」を運営する北海道札幌市在住の写真家・やなぎさわごうさんです。
爪でしっかりと枝につかまったまま、顔をこすりつけているシマエナガ。なんて可愛らしい姿でしょう。癒やされますね。
この投稿に、「きゃー!可愛い」「綿毛みたいにふわふわして、目とじて可愛い!めっちゃうっとり」「ふっかふか感がやばい」「寝顔がキュートですね。100点満点!」「その枝になりたい…」「天使の羽根休めですね」といった声が続々と。シマエナガの愛らしさに、みなさんメロメロの様子でした。
寒さに耐えながら眠っているようにも見えますが、実際何をしているのでしょうか? ツイ主のやなぎさわさんにお話をうかがいました。
ツイ主さんに聞いてみた
―― とっても可愛いらしい写真ですが、こちらはいつ頃どのようなシチュエーションで撮影されたものでしょうか?
今年の2月に札幌市内の公園で撮影したものです。写真右上にある木の上に積もった雪で水浴びならぬ雪浴びした後の羽づくろいの様子です。かゆかったのか、何なのかわかりませんが、枝に顔をこすりつけている様子を連写したら目を閉じだシマエナガが撮れていました。
リプ欄を見ると、枝の上で寝ている様子だと思われている方もいらっしゃいますが、そうではありません。私自身、目を閉じたシマエナガを見ることはほとんどなく、寝ているときや、上空に猛禽(もうきん)が現れ警戒してじっとしている際に見たことが数回あるぐらいです。
―― 今回の写真を撮る際にこだわったポイントや苦労した点などがあれば教えてください。
前夜の大雪で積もった新雪をかきわけてシマエナガの群れを探すのが大変でした。
―― 大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください。
これまでいわゆるバズったことは何回かありますが、それらはおにぎりやぬいぐるみを取り上げたものが多かったので、こうしたシマエナガの実際の姿を投稿して、多くの方に見ていただけたというのは嬉しいです。
北海道が生息地とあって、実際に見ることが難しい人も多いはず。ですが、やなぎさわさんのTwitterをのぞけば、愛らしいシマエナガの姿がいっぱい! グッズ販売もされているようなので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
枝に顔をこすりつけ気持ちよさそうに目を閉じるシマエナガが撮れました(-▴-) pic.twitter.com/6gAoXY251u
— ぼく、シマエナガ。 (@daily_simaenaga) June 7, 2022