世の中には綺麗で美しい四字熟語がたくさん溢れていますよね。そんな中でも、今回はおしゃれな四字熟語16選をご紹介。
響きや文字がおしゃれで美しい言葉や、強くて美しい意味の言葉など、さまざまなおしゃれな四字熟語を集めてみました。
「美しいものを見てちょっと一息つきたい」「心の癒やしが欲しい」と思っている方は、ぜひおしゃれで美しい四字熟語をチェックしてみてください。胸に響く素敵な言葉に出会えるかもしれませんよ。
おしゃれで美しい四字熟語【強くて美しい意味の言葉】
雪中松柏(せっちゅうしょうはく)
雪中松柏とは、志や主義が固いことを表す四字熟語です。松や柏の葉は、寒さの厳しい雪の中でも色が変わらないということが由来です。
これだけは譲れないというこだわりや志がある方はもちろん、これから貫き通したい志があるという方も、座右の銘として心に留めておくと自分らしい生き方ができるかもしれません。
積水成淵(せきすいせいえん)
積水成淵とは、少しの水も積もれば淵になるという意から、小さなものでも積み重なれば大きなものになるという意味を表しています。また、小さな努力でも毎日重ねれば物事を成就できるという、素敵な意味も含まれています。
「自分の努力は実らないのではないか」と不安になったときに、思い出したい四字熟語です。
日進月歩(にっしんげっぽ)
日進月歩とは、日に日に絶え間なく進歩することを表す四字熟語です。日進月歩を心に留めて、毎日ちょっとずつでも成長することを忘れずに生きていきたいですね。
万里一空(ばんりいっくう)
万里一空とは、本来は「世界の全ては同じ一つの空の下にある」という意味でしたが、転じて「一つの目標を見据えて、たゆまず努力を続ける」という意味を表すようになりました。 自分が決めた目標を達成するためにもっと頑張りたいという方は、座右の銘にしてみてはいかがでしょうか。
おしゃれで美しい四字熟語【響き・文字が綺麗な言葉】
桜花爛漫(おうからんまん)
桜花爛漫とは、満開の桜の花が咲き乱れているさまや、非常に明るく華やかなさまを表す四字熟語です。文字を見るだけで、満開の桜並木がまぶたに浮かびますよね。
春が恋しくなってしまう、おしゃれで華やかな四字熟語です。
鮮美透涼(せんびとうりょう)
鮮美透涼とは、鮮やかで美しく透き通っていることを表す四字熟語です。「鮮美」が美しく色鮮やかであること、「透涼」が透き通っていることを指します。
相手の容姿や性格を褒めたいときに使える、おしゃれな表現です。
雪魄氷姿(せっぱくひょうし)
雪魄氷姿とは、梅の花を形容する四字熟語です。梅の花が、他の花が咲くことのない雪が残る冬の終わり頃から、白い清楚な花を咲かせることが由来です。 また、「清く澄んだ心を持った人、高潔な人のたとえ」という意味も含まれます。
「梅」の文字を使わずに梅の花を形容するという、おしゃれで素敵な四字熟語です。澄んだ心を持った人のたとえの意味もあるので、純粋で優しい人を褒める際にも使える表現ですね。
山紫水明(さんしすいめい)
山紫水明とは、清浄で美しい自然の風景を形容する四字熟語です。日の光によって山が紫色にかすみ、川は澄んで清らかになることから、自然の風景を称賛する言葉となりました。
文字を見るだけで、自分が美しい山の中におり川のせせらぎが聞こえるというシチュエーションを想像してしまう方も多いのではないでしょうか?
おしゃれで美しい四字熟語【響き・文字がかっこいい言葉】
花鳥風月(かちょうふうげつ)
花鳥風月とは、美しい自然の景色のことです。また、「美しい自然の景色を楽しむ」という意味もあります。
花鳥風月という四字熟語は日本で生まれた言葉であり、昔に貴族や武家が行っていた、自然の景色を詩歌にして楽しむ「花鳥風月」という遊びが由来です。
美しい自然を詩や歌にして楽しむという昔の人の暮らしには、なんだか趣深さを感じてしまいますね。
雲心月性(うんしんげっせい)
雲心月性とは、「地位や名誉、利益にこだわらない、雲や月のように清らかな澄んだ心」「無欲で清らかな心」を表す四字熟語です。
心が清らかで澄んでいる様子を雲や月でたとえているところに、上品さ・奥の深さを感じられます。
流星光底(りゅうせいこうてい)
流星光底とは、流星のように一瞬の間だけ輝く光という意味で、勢いよく振り下ろす刀が一瞬輝くことをたとえた四字熟語です。
一瞬だけきらめくという意味に、なんともいえない儚さや美しさを感じられる四字熟語です。
飛花落葉(ひからくよう)
飛花落葉とは、「春に咲く花は風によって飛び散り、秋には青葉も落ちる」という意味から転じ、絶えず移り変わってゆくこの世の無常なこと・人生の儚さをたとえた四字熟語です。
永遠に続くと思いがちな私たちの人生ですが、飛花落葉の意味の通り、いつかは儚く終わりを迎えてしまいます。飛花落葉の4文字を頭の隅に留めておくことで、人生をもっと大切にできるかもしれません。
おしゃれで美しい四字熟語【センスのある言葉】
桜梅桃李(おうばいとうり)
「桜梅桃李」とは、文字の通り桜・梅・桃・李(すもも)の花を表しますが、「それぞれが美しい花を咲かせるように、他人と自分を比べず個性を磨こう」という教訓も含んだ言葉です。おしゃれで美しいだけでなく、心に刺さる深い意味を含んでいます。
他人と比較して落ち込んでしまったときに、思い出したい四字熟語です。
夢幻泡影(むげんほうよう)
「夢幻泡影」とは、「夢」「幻」「泡」「影」はどれもすぐに消えてしまうことから転じて、人生の儚さのたとえを表す四字熟語です。
なんだか切なく感じてしまう言葉ですが、いつか必ず人生の幕を閉じる日が全員に訪れます。そのことを胸に、一瞬一瞬を大切に生きていきたいですね。
雲外蒼天(うんがいそうてん)
雲外蒼天とは、「困難を努力して乗り越えた先には、明るい未来がある」という意味の四字熟語です。「雲の外には、青空が広がっている」という意味から転じたと考えられています。
生きていると、楽しいことや幸せなことだけでなく、困難が立ちはだかることも必ずあります。この四字熟語を座右の銘にすれば、そんな辛いときや苦しいときに自暴自棄にならず、自分の足で立ち直れるかもしれません。
活発婉麗(かっぱつえんれい)
活発婉麗とは、生き生きとしておりしなやかで美しいことを表す四字熟語。
アクティブに活動しつつも上品に美しく生きていきたいというおしゃれな方の座右の銘にぴったりな言葉ですね。
おしゃれで美しい四字熟語を座右の銘にしてみては?
今回はおしゃれな四字熟語16選をご紹介しました。
響きや文字が美しいもの、意味も美しく座右の銘にできるものをご紹介しましたが、自分の心に刺さる四字熟語は見つかったでしょうか?
おしゃれで意味も素敵な四字熟語を心に留めて、充実した毎日を送ってくださいね。