NTTドコモ モバイル社会研究所は6月13日、全国の15~79歳の男女を対象に2月に実施した「AI(人工知能)の期待と不安についての調査」の結果を公開した。

  • NTTドコモ モバイル社会研究所が「AIの期待と不安についての調査」の結果を公開

製品・サービスに利用されているAIについて、期待と不安のどちらが大きいかを聞いたところ、「生活家電(掃除機、冷蔵庫、エアコン、スマートスピーカーなど)」に対しては約半数の49.5%が「期待が大きい」「どちらかといえば期待が大きい」と回答した。

  • 製品・サービスに利用されているAI「期待」と「不安」調査

次いで「医療(画像診断など)」が47%、「グルメ・旅行(飲食店・宿泊施設の予約など)」が44.5%、「コミュニケーション(対話アプリ、コミュニケーションロボット、自動翻訳など)」が43.1%となった。

一方、「どちらかといえば不安」「不安が大きい」の合計が高かったのは「不動産・金融(資産運用アドバイス、家計簿など)」で25.2%、「個人・ビジネスマッチング(転職、婚活など)」が23.5%であった。

職業別に「生活家電(掃除機、冷蔵庫、エアコン、スマートスピーカーなど)」のAIサービスの期待と不安について調査したところ、学生が「期待が大きい」「どちらかといえば期待が大きい」で59.5%で最多。次いで「役員・管理職・自由業」51.2%、「専業主婦・主夫」50.8%となった。

  • 職業別「生活家電」のAIへの期待と不安

性年代別では、10代女性が「期待が大きい」「どちらかといえば期待が大きい」が60.8%と最多となり、次いで10代男性が58.2%、60代男性が57.6%、30代女性が55.6%、20代女性が54.4%となった。

  • 性年代別「生活家電」のAIへの期待と不安