JR九州は、2022年9月23日に実施するダイヤ改正で、久大本線において利用状況に合わせた運転本数と運転区間・時刻の見直しを行うと発表した。久留米~日田間を中心に、朝および夜間に運転区間の延長・短縮、列車の運転取りやめなど実施する。
現在、日田駅や豊後森駅までの下り始発列車となっている筑後吉井駅6時24分発、大分行の普通列車(筑後吉井~日田間は土休日運休)は、ダイヤ改正で久留米駅始発に変更。久留米~筑後吉井間で1本増発となり、始発列車の時刻も繰り上げられる。現行の日田駅6時11分発・久留米駅7時15分着の上り普通列車は、運転区間を鳥栖駅まで延長。朝の通勤通学時間帯における利便性向上を図る。
夜間の時間帯には、現行の久留米駅21時54分発・日田駅22時59分着の下り普通列車が運転取りやめに。現在、下り最終列車となっている久留米駅23時18分発・日田駅0時17分着の普通列車は運転区間を短縮し、久留米駅23時22分発・筑後吉井駅23時54分着に変更。うきは駅から日田駅までの各駅において、最終列車の時刻が65分程度繰上げとなる。