女優の波瑠が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『魔法のリノベ』(7月スタート、毎週月曜22:00~)の新たなキャストが11日、発表された。
星崎真紀氏による同名漫画を映像化する同作。大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースだったが、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公・真行寺小梅(波瑠)と、工務店の長男で、営業成績0点のバツ2シングルファザー・福山玄之介(間宮祥太朗)がバディを組み、住宅リノベ提案という“魔法”で依頼人の悩みや問題をスカッと解決していく。このたび発表されたのは、個性豊かな5人のキャストだ。
最近では連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)でヒロインの姑役を好演して話題を呼んだYOUが演じるのは、竜之介(吉野北人)が行きつけにしているバーの妖艶な店主・小笠原京子。仕事の愚痴から恋愛相談まで何でも気兼ねなく話せる竜之介の良き相談相手で、醸し出されるゆるい雰囲気から話をけむに巻きつつ本音を引き出すのがうまい。仕事帰りに思わず立ち寄りたくなる京子のバーで、小梅のことを何かと気にする福山家の末っ子・竜之介がクスッと笑えるやりとりを繰り広げる。
俳優の浅野忠信とミュージシャン・CHARAの長女で、ファッション誌『装苑』(文化出版局)の専属モデルを務めながら女優としてのキャリアを積むSUMIREが演じるのは、小梅の大学時代からの友人で山ガール、そしてイラストレーターの春川ミコト。「山に俗世の話は持ち込むな。仕事と恋愛はふもとに置いて来い」と言いながら、結局はお互い何でも話してしまう小梅の良き理解者だ。
芸歴40年以上のベテラン俳優・近藤芳正が演じるのは、地域に暮らす人たちとの付き合いを大事にし、小さな受注を重ねてきたまるふく工務店のベテラン従業員・小出誠二。トラブルが起こっても冷静に対処できる小出は、福山家のことを誰よりも理解し、玄之介や竜之介の成長もトラブルもすべて見守ってきた。
気弱な男の役に定評のある本多力が演じるのは、中堅社員でありながら、皆からいじられる愛されキャラで、まるふくのムードメーカーとなっている越後寿太郎。人の良さから押しは弱めで小心者だ。
恋愛バラエティ番組でも話題の山下航平が演じるのは、大手リフォーム会社・グローバルステラDホームの若手社員・三津井健人。部長・有川(原田泰造)の腰ぎんちゃく的側近で、上司の顔色をうかがいながらも、懸命に仕事に邁進する従順な若手社員をリアルに演じる。
これまでに発表された、工務店のファンキー社長・福山蔵之介役の遠藤憲一、謎多き小梅の元上司・有川拓役の原田、小梅の元恋人でライバル社のリノベ営業・久保寺彰役の金子大地、福山家の三男でクールな設計士・福山竜之介役の吉野というレギュラーキャストと共に、ユーモアあふれる会話劇で作品を盛り上げていく。
■YOU(小笠原京子 役)
この度は呼んでいただいて、とても楽しみです! 皆様のご迷惑にならないように務めさせていただきたいと思います!
■SUMIRE(春川ミコト 役)
私が今回演じる春川ミコトは頼り甲斐があり、自分を飾らないユーモアのある子です。自分らしさを大事に生きることは、私自身も大切にしていることなので、ミコトとの共通点としてナチュラルに表現していけたらと思っています。そして、ミコトの好きな山という自然を通して波瑠さんが演じられる小梅含め、まるふく工務店の皆さんに良い影響をもたらす存在でありたいと思っています。観てくださる方々がハートフルに感じるような作品作りを豪華な共演者の皆さんと一緒に楽しく出来たらと思います。
■近藤芳正(小出誠二役)
まるふく工務店は、家族中心の小さな会社です。ですが、それぞれが個性的で魅力的な人物で、お互いの個性を尊重しながら仕事が出来ます。そんな温かさ優先の会社の雰囲気を、みんなで出して行ければ良いし、このメンバーなら楽しく創れそうでワクワクしてます!人生に潜む、ハッキリとした原因がわからない、また原因が分かっていても解決法が分からない「魔物」。それを一時的だとしても解決してしまう「魔法」。あったら良いですよね?このドラマで解ります!!
■本多力(越後寿太郎 役)
観てくれる皆さんの月曜日の夜のおうち時間が今までより少しでも居心地よいものに感じてもらえるよう、星崎先生の素敵な素敵な漫画『魔法のリノベ』に、上田くん(脚本:上田誠/ヨーロッパ企画)が更なる魔法をかけてドラマ用の脚本を書いてくれ、その脚本を設計図に瑠東(東一郎)監督はじめスタッフの皆さんとキャスト陣がはりきってリノベーションしていきます! うまく例えたかったですが、よく分かんなくなりました!! とにかく目いっぱい楽しみます!!!
■山下航平(三津井健人役)
三津井健人役を演じさせていただきます、山下航平です。「住」という身近なテーマから、人生までをもリノベーションし、成長していくこのドラマのように、作品を通して自分自身も成長していけたらと思います。三津井は原作に登場しないオリジナルキャラクターでもあるので、作品にとって良いスパイスになるよう楽しみながら演じたいです。三津井がどのように作品に関わってくるのかも楽しみにしていてください。