焦点工房は6月10日、銘匠光学のミラーレスカメラ用交換レンズ「TTArtisan 50mm f/0.95 C」のマイクロフォーサーズ/ニコンZ/キヤノンRF/Lマウント用を発売した。価格は36,300円。
APS-Cフォーマットを想定して設計された大口径中望遠レンズ。開放F値0.95という、通常は非常に高価なレンズでしか体験できない超大口径によるボケや立体感などの表現を手軽に楽しめる。なお、フルサイズセンサー搭載機でも「周辺減光の強い個性的な写り」のレンズとして使用できるという。
ソニーE/富士フイルムX/キヤノンEF-Mマウント用が5月に発売されており、今回対応マウントが追加された。マウントによってサイズや重量が若干異なるが、レンズ構成は共通となる。
マニュアルフォーカス専用のレンズで、レンズ構成は6群8枚(高屈折低分散レンズ2枚を含む)。最短撮影距離は0.5m。絞りはF0.95-F16、絞り羽根は10枚、フィルター径は58mm。35mm判換算の焦点距離とサイズ/重量は下記のとおり。
- マイクロフォーサーズ用:換算100mm相当/直径61mm×全長60mm/約410g
- ニコンZマウント用:換算76mm相当/直径64mm×全長63mm/約440g
- キヤノンRFマウント用:換算81mm相当/直径63mm×全長60mm/約420g
- Lマウント用(ライカ/パナソニック/シグマ):換算76mm相当/直径61mm×全長60mm/約410g