アイドルグループ・A.B.C-Zの河合郁人が、テレビ新広島・フジテレビ系バラエティ特番『西村キャンプ場 ~瀬戸内ぐるっとアポなしキャンプ旅~』(26日16:05~)に出演する。

  • 西村瑞樹(左)と河合郁人=テレビ新広島提供

バイきんぐ・西村瑞樹が趣味のキャンプを楽しむ同番組。広島の宮島をスタートし、瀬戸内海をまたいで香川県の女木島を目指すアポなしキャンプ旅を繰り広げる。

旅の1日目、西村が広島県竹原市の古い町並みを散策していると、目の前には「ジャニーズ代表」の看板を背負った男性の後ろ姿が。さらに、決めポーズと同時に「東山です」とモノマネを披露すると、西村は「わー! 河合くんだ!」と大はしゃぎだ。

人気アイドルのサプライズ登場に動揺を隠しきれない西村は、河合に思わず「なんで来てくれたの?」と質問。すると、河合から「僕のマネージャーさんが『西村キャンプ場』(ローカル放送)の大ファンで、『出てください!』と言われた。このロケのためにスケジュールもいろいろ調整したみたいです」と、まさかの出演理由が明かされる。

キャンプ経験については「興味はあるんですけどやったことはないんです。今回西村さんから学んでプライベートでも行きたいです」と、初心者ながらも気合十分。竹原を出発した2人は、キャンプの食材を手に入れながら、瀬戸内の島々を結ぶ“しまなみ海道”と“ゆめしま海道”を渡って愛媛県へ移動。瀬戸内海を一望できる民家のデッキを借りてキャンプする。

キャンプでは、西村からテント設営やたき火の“火吹き”を教わりながら、この日集めた食材で作ったキャンプ飯を堪能。たき火を前に、2人の話題は下積み時代の思い出へ。河合は「A.B.C-ZはDVDデビューっていう形で、あまり華々しい感じではなかった。いつか運が回ってきたとき、その流れに乗れるように自分の武器を準備しておこうと思って、いろんな方とお話ししたり、若手芸人さんの盛り上げ方を見てメモしたり必死で勉強していた」と過去の苦労を告白。

この河合の話に感心した西村は「バイきんぐのコンビ結成から15年かかって『キングオブコント』で優勝して、なんで小峠1人だけがどんどんテレビに出ていったかというと、いざ自分の引き出しを開けてみたら、何も入ってなかった。オレ15年間何やってたんだ、そりゃそうなるよ!」と、過去の自分に喝を入れる。

コメントは、以下の通り。

■河合郁人(A.B.C-Z)
「完全に“ごほうびロケ”です、僕からしたら。西村さんのおいしいキャンプ飯もいただけて、普段はなかなか味わえない経験をさせていただきました。プライベートでも積極的に仲良い友達を連れてキャンプに行きたいですね。ソロキャンプも楽しそうですけど、西村さんとのキャンプで共有・共感できる喜びをすごく感じたので。西村さんは人の懐に入るのが上手で、交渉術も勉強になりました。やっぱり芸人さんってすごいなと思いましたね。西村さんと河合がロケって、他の番組ではなかなか見られないと思うので、ぜひ楽しんでいただきたいです!」

■西村瑞樹(バイきんぐ)
「河合くんが“火吹き棒”を楽しそうに吹いてる姿とか、楽しんでキャンプしてくれてるなと感じられて嬉しかったです。いま大活躍の河合くんが下積みのときに努力して準備してきたっていう話は、本当にすごいなと思いましたね。立ち振る舞いがアイドルというよりも、若手芸人としゃべっている感じで、すごくやりやすかったです(笑)」