東芝ライフスタイルは6月9日、タテ型洗濯乾燥機の新製品として、ZABOON「AW-12VP2」と「AW-10VP2」の2モデルを発表した。どちらもボルドーブラウンとグランホワイトの2色を用意し、8月より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格はAW-12VP2が286,000円前後、AW-10VP2が264,000円前後。

  • AW-12VP2/AW-10VP2(左:ボルドーブラウン、右:グランホワイト)

AW-12VP2(洗濯:12kg、乾燥:6kg)およびAW-10VP2(洗濯:10kg、乾燥:5kg)では、水道水を抗菌水に変えて洗濯のたびに衣類を抗菌。ナノサイズの泡「ウルトラファインバブル」の効果で汚れを落として黄ばみも抑制する「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」の洗浄力と、乾燥時の熱を利用し衣類を除菌する「除菌洗乾/除菌乾燥コース」「除菌/消臭コース」を搭載する。

計量や投入の手間を軽減する「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」や独自の「おしゃれ着トレー」により衣類の香りを高める「香るおしゃれ着コース」を追加した。

  • 液体洗剤・柔軟剤 自動投入

乾燥機能では、温度と湿度をコントロールして衣類をふんわりソフトに仕上げる「ハイブリッド乾燥」を搭載。衣類から取り除いた湿気を含んだ温かい空気を、冷却水で冷やすことにより除湿・乾燥する「水冷除湿方式」と、乾燥の仕上げ時に洗濯機背面の吸気ハッチを開くことで外気を取り込み、槽内の温度上昇を防ぐ「外気仕上げ」の2つの乾燥方式を組み合わせた。水冷除湿方式により洗濯機から出される湿気が少なく、部屋に湿気がこもりにくいとしている。

また、洗濯終了後に自動で洗濯槽の手入れをする「自動槽乾燥 カビプロテクト」機能を装備。洗濯終了後フタを閉じた10分後に作動し、約45分間洗濯槽を乾燥させて臭いや汚れの元となる黒カビの発生を抑える。

本体デザインは、大きなメタリック調のガラストップやマット調のワイドハンドルなど、高級感のあるテイストに一新。洗濯フタの中央には見やすく操作しやすい光る大型ガラスタッチパネルを採用した。電源オフ時は表示が出ない。

  • 洗濯蓋の中央には光る大型ガラスタッチパネルを搭載

AW-12VP2の主な仕様は、本体サイズがW637×D650×H1,107mm(給・排水ホース含む)、重さ58kg。容量が洗濯12kg/乾燥6kg。目安時間は洗濯43分、洗濯〜乾燥210分。標準使用水量は洗濯139L、洗濯〜乾燥120L。

洗浄方式が抗菌ウルトラファインバブル洗浄W、抗菌機能はAg+抗菌水、乾燥方式はハイブリッド乾燥、除菌機能は除菌洗乾/除菌乾燥コース、除菌/消臭コース、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能あり、清潔機能は自動槽乾燥 カビプロテクト・自動お掃除モード、DDモーターによる低振動・低騒音設計で運転音は洗い29dB、脱水37dB、乾燥45dB。

AW-10VP2の主な仕様は、本体サイズがW637×D650×H1,042mm(給・排水ホース含む)、重さ56kg。容量が洗濯10kg/乾燥5kg。目安時間は洗濯35分、洗濯〜乾燥170分。標準使用水量は洗濯119L、洗濯〜乾燥110L。その他の仕様はAW-12VP2と共通。

なお、上述の2機種から乾燥機能を除いた全自動洗濯機「AW-12DP2」(洗濯:12kg)と「AW-10DP2」(洗濯:10kg)も販売。価格はオープンで、店頭予想価格はAW-12DP2が231,000円前後、AW-10DP2が187,000円前後。

 

ZABOON VP2シリーズ紹介動画