ヤマハ発動機は6月28日、水冷・155cm3の"BLUE CORE (ブルーコア)"エンジンをスポーティで斬新なスタイリングのボディに搭載した軽二輪スクーターの新製品「X FORCE ABS」(39万6,000円)を発売する。

  • 左より「X FORCE ABS」マットグリーン、「X FORCE ABS」マットブルー、「X FORCE ABS」ホワイト、「X FORCE ABS」ブラック

同製品は、"Master of Street Scooter"をコンセプトに、通勤・通学に快適・便利かつ乗って楽しいモデルとして開発した。走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する"BLUE CORE (ブルーコア)"エンジンを搭載している。燃焼室は、パワーと燃費の両立を図るためコンパクトに設計。未舗装路などで後輪空転の兆候が検知されると、点火時期・燃料噴射量を統合制御し、滑らかな発進性・走行性をサポートするトラクションコントロールシステムを備えている。

静粛なエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」も搭載した。始動時はスターターモーターとして機能し、走行時はジェネレーターとして働く。従来のスターターモーターと減速ギアが不要となるため、軽量・コンパクト化と静かなエンジン始動を実現。全域でのハイパワーに貢献する「VVA(可変バルブ)」も採用した。

  • エンジンに搭載された「Smart Motor Generator」

スタイルと走行性、快適性を考慮した新設計の軽量・高剛性鋼管フレームを採用した。新設計の前後13インチ軽量ホイールには、大径ウェーブのブレーキディスクを採用。スポーティな走りをサポートする。

ストリートモタードを表現した斬新なスタイリングも特徴。前後オーバーハングを短くし、フロントは力強さ、リアは軽さを表現している。特にリア周りはセパレートリアフェンダーにより軽快感を強調した。

専用アプリ「YAMAHA　Motorcycle　Connect（略：Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンとのペアリングにより、着信通知や燃費管理、車両の最終駐車位置確認なども可能となった。

  • スマートフォンとのペアリングも可能

カラーは、マットグリーン、マットブルー、ホワイト、ブラック。