モデルで女優の貴島明日香とものまねタレント・JPが、きょう9日放送のテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』第9話(毎週木曜20:00~※拡大スペシャル)でそろって刑事ドラマ初出演を果たす。

  • 左から貴島明日香、内藤剛志=テレビ朝日提供

ノンキャリアの“叩き上げ”大岩純一捜査一課長(内藤剛志)が、警視庁の花形部署で一歩一歩地道な捜査を重ねる姿を描く同作。今年は10周年というメモリアルイヤーを迎えている。

第9話では、かわいらしい“猫耳カチューシャ”を所持した男性の遺体が見つかった事件が起こる。大岩たちは被害者のパワハラに苦しめられてきた部下・朝倉亜沙美(芋生悠)を怪しむが、彼女は「猫のように自由気ままに生きたい」という願望を抱いていたことが判明。捜査は亜沙美が度々訪れていた猫カフェにもおよび、猫だらけのミステリーが展開される。大岩一課長の愛猫・あずきも「ホシをあげる!」べく、捜査に乗り出すことに。

自身も猫好きで知られる貴島が演じたのは、遺体の第一発見者・只野空見(ただの そらみ)。現場で猫のような不気味な鳴き声を聞いたと証言し、大岩たちに重要な手がかりをもたらす役どころだ。遺体を見つけて悲鳴を上げる場面では、シリアスな演技を披露。事情を聴かれるシーンでは、内藤をはじめ、小山田大介管理官役の金田明夫、現場資料班刑事・平井真琴役の斉藤由貴とコミカルなやりとりにも挑戦した。

JPはクリーニング店の店主・洗井竜太郎(あらい りゅうたろう)役で登場。洗井は事件当夜容疑者の亜沙美を見かけたと証言し、それをきっかけに彼女への疑惑が加速するというストーリー上、欠かすことのできない役柄に挑む。JPは内藤のものまねもバラエティ番組などで度々披露してきたが、本人とがっつり対面するのは今回が初。「ずーーーーっと“俺のものまね特徴ないやろ? 特徴ないやろ?”と、とても特徴のある声でお話、お伺いさせていただきました(笑)」と笑いを交えて感動を語った。

そのほか第9話には、芋生、尾上寛之、そして“尾木ママ”こと尾木直樹ら個性豊かなキャストが勢ぞろいし、猫たちも熱演でミステリーを盛り上げる。

コメントは以下の通り。

■貴島明日香(只野空見 役)

――今回が刑事ドラマ初挑戦となりますが、オファーを受けたときのお気持ちは?

まさかあの『警視庁・捜査一課長』に出演する日が来るなんて想像もしていなかったので、お話を聞いたときはビックリしたと共にとってもうれしかったです。

――撮影はいかがでしたか? 視聴者のみなさまへのメッセージもお願いします!

昔から拝見していた俳優の方々とご一緒するということで当日は少し緊張していたのですが、みなさん本当に明るくて。実は、撮影当日は生憎のお天気で、外に出て撮ろうとすると雨がひどくなり、屋内に戻るというのを繰り返していたのですが、“誰が雨女だ!”“雨男だ!”と飛び交うユニークな現場でした。まさかの展開にぜひご期待ください!

■JP(洗井竜太郎 役)

――今回が刑事ドラマ初挑戦となりますが、オファーを受けたときのお気持ちは?

内藤剛志さんのものまねを以前からやらせていただいていましたので、ものまねでのオファーかと思いきや、ガッツリ役者さんとしてのオファーでした。ものまねしかできない僕は内心めちゃくちゃ緊張しました。

――クリーニング店の店主・洗井竜太郎というキャラクターを演じる上で意識したことは?

とにかく、爽やかに、清潔感を出そうと思いました。歯をいつもより入念に洗い、髪も染めて切って、見た目はきれいに、をテーマに考えました。

――内藤剛志さんとも共演されましたが、お会いしたときのエピソードを教えてください!

きちんと目の前で、ご挨拶させていただきましたのは初めてで、ド、ド、緊張しましたが、内藤剛志さんが優しくお声がけしてくださり、一気に心が和みました。その後は、ずーーーーっと「俺のものまね特徴ないやろ? 特徴ないやろ?」と、とても特徴のある声でお話、お伺いさせていただきました(笑)。あとは内藤さんが大の大の大のお笑いファンというのを知り、関西のめちゃくちゃ若手のネタの話で盛り上がりました。『M-1グランプリ』の審査員もしたいなぁ〜とおっしゃっていました!

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いします!

いつもは、カツラを被っておりますが、今回は何も被らずただ、ただ、素のJPをお楽しみ下さい! もしかしたらカツラよりバケの皮を被っているかもしれません(笑)。あと、意外とセリフもしゃべっていますので、誰のものまねでもないJPの体当たり演技を是非是非でございます!