元乃木坂46で女優の生田絵梨花が、7月期に放送される綾野剛主演のTBS系日曜劇場『オールドルーキー』(毎週日曜21:00~)に出演することが8日、発表された。
本作は、現役を引退したサッカー元日本代表が新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。
綾野が演じる主人公・新町亮太郎は、底抜けに明るく、サッカーに人生をかけてきたプロサッカー選手。しかし、怪我の影響で低迷し、J3のチームに所属後、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、そして、サッカー選手だった自分を誇りに思っていた娘たちのために、新町はそこで働く決意をする。
これまでに主人公・新町を演じる綾野をはじめ10人の出演者が発表され、ベストイレブンのラストを飾る11人目の出演者としてこのたび発表となったのは、昨年末に乃木坂46を卒業した生田絵梨花。グループ在籍中から名だたるミュージカルでヒロインを務め、舞台だけでなく映像作品での演技力も評価されている生田は、2019年4月期の日曜劇場『集団左遷!!』で劇中に登場する企業のイメージガールとして出演経験はあるが、TBSのドラマにレギュラー出演するのは今作が初めて。
演じるのは、榮倉奈々演じる新町果奈子の妹でグルメライターの糸山留美(いとやま・るみ)。自由人で「人生楽しんだ者勝ち!」がモットーの留美は、果奈子がママ友には話せない本音を吐き出せる良き相談相手で、果奈子の悩みに寄り添ったアドバイスができる頼りがいのある妹だ。また、スポーツマネージメント会社で働く新町に、わからないことをライターの立場から教えてくれる心強い味方でもある。
これで11人のキャスト=ベストイレブンが勢揃いした。すでに第1弾ティザーも解禁になっているが、新町がサッカーボールを持ってスパイクを履いている一方、服装はユニフォームの上からスーツを羽織っているというアンバランスさが、サッカー選手から“セカンドキャリア”への第一歩を表現している。キャラクターたちの表情は皆眩しく、ひとりひとりがこの物語の“主人公”であり、それぞれの想いがどのように交錯していくか注目だ。
生田のコメントは以下の通り。
■生田絵梨花
初めて日曜劇場にレギュラー出演させていただけること、とてもうれしく思います。スポーツマネージメントを描いた脚本がとても面白く、読み進める手が止まりませんでした。いち視聴者としてもドラマを見るのが今から楽しみです。
私が演じる留美は、主人公・亮太郎の妻である果奈子の妹。姉の良き理解者として、何でも言い合えるような素敵な姉妹関係を築いていけたらと思います。
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