俳優の千葉雄大が、5日に開催されたフジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.31』の夜公演に出演し、インタビューの受け答えを反省した。
漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。千葉を迎える前の3人トークでは、「弥生人そっくりさんグランプリ」を受けて「僕は縄文人に似てる自信ありますよ」というヒャダイン&「中学生のころ毛沢東に似てると言われたから大陸系かもしれない」という久保、ハワイのショッピングセンターにあった曙像の悲報を受けた能町…といった話題を展開した。
そして千葉を迎え、千葉がビールのCMにそのまま使える表情を披露したり、久保がお尻を動かすレゲトンダンスに苦戦するのに対して千葉が「お尻を鍛えてた時期あります」と実践してみたりと、ゆるいトークを繰り広げる中、ひょんなことから、久保&能町が“クソインタビューアー”に扮し、千葉に「お休みの日は何してるんですか?」「趣味って何ですか?」「これから挑戦したいことって何ですか?」「お寿司のネタは何が好きですか?」など、しょうもない質問をぶつける流れに。
それに答えるミニコントをひと通りやったところで、千葉は「この前ある人とそういう話になったんですけど、『世界が終わるとしたら最後に何を食べたいですか?』『無人島に1つ持っていくとしたら何ですか?』とか、そういう質問って答えによって人となりが写って、話が広がるんですって」と、あながちバカにできない切り口であることを知ったそう。
だが、「例えば、無人島に持っていくのを『スマホ』って答えたら、『一番最後に撮った写真は何ですか?』とか、導入の質問になるらしいんです。僕は『メガネ』って答えたんですけど、まあ広がんなくて(笑)。『千葉くんの答えは、“ああそうなんだ…”で終わっちゃうんだよね』って言われて、ちょっと自分の受け答えを考えました」と反省したことを明かした。
今回のライブは企画が盛りだくさん。クジで引いた役柄を千葉が演じ、久保みねヒャダの3人が監督・共演する即興芝居のコーナーでは、「通販番組の女」「ギャル10年目」「宮城の元ヤンの母」に千葉が扮して熱演したが、千葉の発案で、4人がそれぞれ引いた役柄を隠し、設定だけ決めて即興劇に挑戦するというハードモードに突入。平易なものから難解なものまで混ざり込むカオスの中で、千葉は思わず本音を漏らし、舞台の宣伝を紛れ込ませる技も見せた。
また、4人が好きな最強平成ソングを発表し、その曲を生歌唱するカラオケタイムへ。コロナで行けていない分、久々のカラオケを満喫したようで、ヒャダインとのデュエットも披露した千葉は、汗をかきながら「すこぶる気持ちいい!」と笑顔を見せていた。
今回のライブの模様は、6月19日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは同日18時まで販売。原口あきまさ&JPをゲストに迎えた昼公演分も、同様の配信・販売期間となっている。
そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビで夜公演分は7月15日(26:55~)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。
次回のライブは、7月9日にオンラインで開催され、ゲストにずん・飯尾和樹が登場する。