キングジムは6月7日、息を吹き込み酒気帯びの有無を確認するアルコールチェッカー2機種を発表した。
ラインナップと価格は、半導体式ガスセンサーを搭載したモデル「BAC10」が4,400円、燃料電池式ガスセンサーを搭載したモデル「BAC100」が16,500円。発売日は7月29日。カラーは「BAC10」がホワイト、「BAC100」がブラック。
「BAC10」と「BAC100」は、息を吹きかけてアルコール濃度を計測する、携帯型のアルコール検知器。付属の専用マウスピースから息を吹きこむと、呼気に含まれたアルコール濃度を測定できる。測定結果は画面にデジタル表示されるほか、ブザーとライトでも通知。
測定結果によって動作が異なり、測定値が0.15mg/L未満の場合、画面上に数値が表示されて画面上部のライトが緑色に点灯するが、0.15mg/L以上の場合は結果と共に赤色のランプが点灯する。
「BAC10」は半導体式ガスセンサーを搭載し、0.01mg/L単位・100段階で測定できるモデル。価格が抑えられているため、大量導入などに適しているとする。「BAC100」は燃料電池式ガスセンサーを搭載し、0.001mg/L単位・2,000段階で測定できるモデル。測定した結果は10回分まで記録し、測定データの管理に役立つ。
なお、「BAC10」と「BAC100」に内蔵するセンサーの特性上、アルコール以外のガスに反応することがあるという。また、測定した数値は飲酒の有無の判断材料の1つであり、運転の可否を判断するものではないとしている。
「BAC10」の本体サイズはW45×H123×D19mm、重さは50g(電池含まず)。電源は単3形アルカリ乾電池×2本(別売)。専用マウスピース×5などが付属する。
「BAC100」の本体サイズはW53×H127×D22mm、重さは70g(電池含まず)。電源は単4形アルカリ乾電池×2本(別売)。専用マウスピース×5などが付属する。