きょう7日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、和歌山・アドベンチャーワールドのパンダチームのリーダー・吉田倫子さんに密着する。
和歌山県の南紀白浜空港からほど近いアドベンチャーワールドでは、現在、7頭のパンダを飼育しており、その数は中国を除くと世界最多。さらに、パンダの繁殖に成功した数も日本最多を誇り、吉田さんは、そんなパンダ飼育チームのリーダーを務めている。
豊かな自然に囲まれた白浜で、140種、1,400頭もの動物が暮らすアドベンチャーワールド。愛らしいパンダの姿を一目見ようと多くの来場者が訪れる同園で、吉田さんは12年前にパンダの飼育チームに配属、2021年からはチームリーダーになった。パンダの生態はいまだ謎が多く、飼育にも手がかかるが、彼女はパンダの生息地である中国へ研修に行ったり、現地と情報共有するために忙しい合間をぬって中国語を勉強するなど、大好きなパンダのためならあらゆる努力を惜しまない。
そんな彼女が気になっているのは、親離れを控えた楓浜(ふうひん)。お母さんパンダからひとり立ちさせるのは、飼育員にとって大きなイベントの1つ。親離れの計画を立てるにあたり、難しい判断を迫られた彼女がとった行動とは。そこには、パンダの繁殖日本一を支える、歴代飼育員たちのある思いがあった。楓浜がひとり立ちして、初めて客にお披露目されるまでに密着する。
一方で、10人のメンバーをまとめるリーダーとしても、大切にしていることがある。チームワークを求められるパンダ飼育の現場において、「先輩、先輩、みたいな感じはしてほしくない」という彼女が、メンバーと接するうえで心掛けていることとは…。