近年、柱や趣はそのままに、新しい設備を入れてよみがえらせる古民家リノベーションが人気を集めています。

例えば、こんな風に……

私以外の宿泊者はいないのでピアノ弾いたり犬と遊んだりご自由に…と言われた島根の古民家
(@87rina_より引用)

なんて素敵な空間。こちらは、島根県江津市浅利町にある『アサリハウス』という古民家のお宿です。

完全に和の佇まいでありながら、ソファやテーブル、ピアノにドラムまで置いてあって、一見古民家とはミスマッチなアイテムが、かえってその良さを引き立てているように感じます。カッコいいですよね。台所も、かまど付きで渋いです!

ほかにも、古民家ならではの長〜い廊下や、中庭まで。

この投稿に「すごいかっこいい古民家ですね!」「時代を感じつつも清潔感もあり、とてもいい味を出してますね…!」「台所にめちゃときめきます...!」「素敵! ピアノとかドラムセット置いてあるのもシャレてますね」と、驚きと感動の声が続々と。

しかも、この広々とした空間で犬と戯れることができるとあって「日本の古民家と柴犬(和犬)て凄く合うなあ…」「犬との戯れ付きで泊まれるなんてサイコーですね!」「犬おるんは可愛すぎるやろwwwwwwずっと遊んでたい!!!!!」「犬追っかけ回してぇ」と興奮気味のコメントも。

そんな犬好きの皆さんに朗報です。なんと、このお宿の看板犬は2匹!

白い柴犬「ピノ・ノワール」と、茶色い柴犬「メルロー」です。ふたりとも可愛いですね。

実は看板犬を紹介する動画が、それぞれYouTube「アサリハウスの看板犬ピノ・ノワール」、「アサリハウスの看板犬メルロー」にアップされています。2匹の古民家での暮らしぶりをのぞくことができますよ。

実際にこちらに宿泊したという、ツイ主のあさのりなさん(@87rina_)にインタビューしてみました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― 滞在時はどのような時間を過ごされたのですか?

予定を詰め込んだ旅の道中だったので、チェックイン22時すぎチェックアウト8時と、実はそんなにゆっくりはできなかったのですが……

宿に着いた瞬間、2匹の犬がハイテンションで迎えてくれて、また私のほかに誰も宿泊者がいなかったのでしばらく我を忘れて犬たちと戯れて遊んでいました(笑) 泊まったお部屋もすごく広かったのでリラックスでき、旅の疲れを癒されました。

朝も2匹の犬とちょっと遊び、オーナーの江上さんと少しお話ししてチェックアウトしました。

―― 特にあさのさんが気に入った・魅力に思った点はどのようなところですか?

やっぱり、宿の中に犬が放し飼いされているのはとても面白くて楽しかったです(笑)
(※チェックイン前に、犬が大丈夫かどうかの確認があり、苦手な場合は宿の中に入れないでもらえるので苦手な方でも大丈夫です)

旅中にゲストハウスや古民家に泊まることはよくあるのですが、ここは今まで行ったどこよりも広くて雰囲気も良かったです!! ピアノがあったりドラムセットがあって、それを自由に使っていいってなかなかないですよね……。中庭もありました。夏はBBQやサップをしたり、テントサウナもできるそうです。

なによりオーナーの江上さんという方がとても良い方でした。エアビーで予約をしましたが、対応もとても良かったので安心できました。私は使いませんでしたが、2階には懇親会やイベントに使える広いスペースもあるそうです。

―― 大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください。

想像以上にバズってびっくりしています!! とても嬉しいです!(笑)

この宿に泊まったあとに知ったんですが、この宿がある島根県江津市は「東京から鉄道による移動時間が最も長い」と言われており、『東京から一番遠いまち』といわれ高校の教科書にも載っているそうなんです。

なのでアクセスが良いとは言えず、、、電車を乗り継ぎ1~2時間に1本あるワンマン電車で行ったのでドキドキでした……。

普通だったら行こうとは思わない場所というか、そもそも知っている人が少ない場所だと思うんですが、今回このツイートがバズった(たくさん見てもらえた)ことにより、少しでも知ってもらいSNSの力でここへの旅行者・滞在者が増えてもらえたらいいな〜なんて思いました! 島根県江津、とても良いところでした!


「理想が全てここにある」というコメントも寄せられていました。アウトドア体験までできるとは凄いですね。6月7日時点で20万いいねを集める『アサリハウス』の魅力をもっと知りたいという方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。