Hakaliは、「マリッジブルー」に関する調査結果を6月2日に発表した。同調査は5月14日~16日の期間、直近5年以内に結婚した男女209人(男性53名、女性156名)を対象にインターネットで実施した。
マリッジブルー(結婚に際して不安や気分の落ち込みを感じること)を感じたことがあるか尋ねたところ、男性の34.0%、女性の42.3%が「ある」と回答した。男女問わず、一定数はマリッジブルーを経験していることがわかった。
マリッジブルーの要因について最も当てはまるものを尋ねると、男性では「ひとりの時間が無くなること」、女性では「結婚に伴う住む場所や仕事上の変化」が1位だった。
「ひとりの時間が無くなること」を選択した男性にその理由を聞くと「同棲をして、ひとりになれる時間が少なくなり、このまま一生結婚生活が続くのかと考えると、不安になった」(30代・男性)、「今まで全て時間が自由だったので、これから好きなことばかり出来ないという思い」(50代・男性)といったコメントが寄せられた。
「結婚に伴う住む場所や仕事上の変化」を選択した女性の理由としては「実家から離れたことがなかったのでやっていけるか不安でしたし、かなり田舎に行くことになったのでなかなか帰れない寂しさを感じました」(20代・女性)、「いざ仕事をしなくなると考えると、なんだか社会に取り残されたような、このまま夫に頼りきりでいいのかなど不安がしばらくあり、心が不安定でイライラする時期がありました」(30代・女性)などだった。
マリッジブルーの「対処法」について聞くと、「結婚相手と話し合う時間を作る」「結婚相手に気になることや不満は伝える」といったコメントが目立った。
「結婚相手と話し合う時間を作る」を行なった人の具体的なエピソードは、「しっかり話し合いたい内容を吟味して、お互いに自分の意見を出すようにする」、「結婚相手に気になることや不満を伝える」を行った人の具体的なエピソードは「思っていることを自分の中で溜め込んで消化不良を起こしてモヤモヤせず、思っていることを相手に吐き出す」などだった。