ソニーは6月1日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズ用のAPS-C対応Eマウントレンズとして、超広角大口径単焦点レンズ「E 11 mm F1.8(SEL11F18)」を発表した。6月24日に発売し、価格はオープン、推定市場価格は70,000円前後。

  • E 11 mm F1.8(SEL11F18)

    E 11 mm F1.8(SEL11F18)

E 11 mm F1.8は、焦点距離11mm(35mm判換算16.5mm相当)の超広角大口径単焦点レンズ。背景を広く取り入れる撮影に適しており、セルフィーの動画撮影や日常シーンの撮影などにも向く。レンズ構成は12群13枚で、3枚の非球面レンズを効果的に配置し、画面中心から周辺部まで高い解像性能を発揮。EDガラスを採用した光学設計は、色収差やパープルフリンジの発生も効果的に抑制する。

  • VLOGCAM ZV-E10とE 11 mm F1.8(SEL11F18),A@E 11 mm F1.8(SEL11F18)

フォーカス機構にはリニアモーター×2基を搭載。フォーカス時の静粛性が高く、静止画でも動画でも高速・高精度・高追従なフォーカシングが行えるとしている。フォーカスホールドボタン、フォーカスモードスイッチ、リニア・レスポンスMFなど使い勝手を高める装備や機能も持たせた。

最短撮影距離はAF時で0.15m、MF時で0.12m。最大撮影倍率はAF時で0.13倍、MF時で0.2倍。絞り羽枚数は7枚。防塵防滴に配慮した設計となっており、フィルター径は55mm。本体サイズは最大径66×長さ57.5mm、重さは181g。

  • E 11 mm F1.8(SEL11F18)の作例(カメラはVLOGCAM ZV-E10)