イギリス・リバプールにある廃墟を使ったアート「Turning the Place Over」が、ネット上で「脳がバグる」と話題を集めている。

「Turning the Place Over」は、イギリスのアーティストであるリチャード・ウィルソンさんの作品で、2008年に制作された。直径8メートルに円形で切り取られた壁を、強力な工業用電動ローラーを使って360度連続で回転させるという作品だ。回転している様子は動画でも確認できる。360度回転するなかで、建物の内部と外部が完全に反転する地点があり、物理的に建造物が侵入した錯覚を覚えるとのことだ。

同氏は、今回のアート作品以外にも、映画のワンシーンのようにバスが建物から落ちる寸前の作品「Hang on a Minute Lads, I've got a Great Idea」や、ファーレ立川パブリックアートプロジェクトの「Entrance to Utility Tunnel」などがある。

ネット上では「何が起きてるんだ?」「なんだこれ。変なところに連れてかれる。」「脳みそに新しい何かが注入される感じがする」「脳がバグる…」と理解が追いつかないとの声のほか、「2次元的な回転じゃなくてよじれる動きなのが意味わかんねぇ…。どんな構造で動かしているのだろう?」「ドクター・ストレンジの世界に迷い込んだ」「リアル斬鉄剣」などの声が寄せられた。