BBソフトサービスは6月2日、路面の傾斜に合わせて歩行を助ける電動キャリーカート「ロボットアシストウォーカーRT.2」と、荷物の重量に応じて歩行をアシストする電動キャリーカート「電動キャリーカートRAKUSAKA」を+Styleで発売した。

価格は「ロボットアシストウォーカーRT.2」が129,800円、「電動キャリーカートRAKUSAKA」が99,000円。どちらもRT.ワークス製で株式会社テラが取り扱う。

  • 傾斜に応じて4段階で歩行をアシストする「ロボットアシストウォーカーRT.2」

  • 荷物の重量に応じて3段階で歩行をアシストする「電動キャリーカートRAKUSAKA」

ロボットアシストウォーカーRT.2

「ロボットアシストウォーカーRT.2」は本体とハンドルに計2個のセンサーを内蔵し、ハンドルのセンサーは歩行者の動きを、本体の「6軸モーションセンサー」は歩行者の動きと路面の状況を計測・判別して、歩行のアシストやブレーキ操作を行う。

  • 「ロボットアシストウォーカーRT.2」/シャンパンゴールド

主なアシスト機能は、上り坂で進行方向にはたらく2段階のパワーアシスト、下り坂ではたらくブレーキによる自動減速、進行方向に対して左右に傾いた道で、傾斜側に流れないようにアシストする「片流れ防止」など。

このほか、坂道などで手を離してしまい意図せず本体が進んでしまっても、ハンドル側のセンサーが感知して自動的に停止させ、転倒を防ぐ機能も用意する。アシスト・ブレーキ・速度は、身体機能や使用環境に合わせて4段階で調節できる。

本体重量が9kgで折り畳み式のため、自動車に積んで外出先に持って行きやすい。カート部分には5kgまでの積載が可能。また、後側に座って椅子としても利用できる。

  • 疲れたときには後側に座って椅子としても使用

本体サイズはW74×D55×H72.5~85cm、ハンドル高さは6段階で2.5cm単位の調節が可能だ。重さは約9kg。カラーはレッドとシャンパンゴールドの2色。電源はリチウムイオンバッテリー。付属する専用充電器で充電し、充電時間は約3時間、連続動作時間は約3時間。防水性能はIPX3。

  • 左からレッド、シャンパンゴールド

椅子として使用する際の使用者体重は最大100kgまで。坂道の登坂性能を示す実用登坂角度は縦断勾配が12%(傾斜 7度)、横断勾配が5%(傾斜 3度)。バッテリーパック、専用充電器、ACアダプタなどが付属する。

  • 運転モードはアシスト・ブレーキ・速度(強・弱)の4段階

電動キャリーカートRAKUSAKA

「電動キャリーカートRAKUSAKA」は、荷物の重量に応じて歩行をアシストする、モーターアシスト付きの電動キャリーカート。本体カラーがレッドでMサイズの「KC-100RD」と、グレーでLサイズの「KC-200GY」をラインナップする。

  • 左からレッドでMサイズの「KC-100RD」、グレーでLサイズの「KC-200GY」

センサーによるアシスト機能は、路面の傾斜に応じて自動で切り替わり、平面・登り坂では歩行アシスト、下り坂ではブレーキがはたらく。アシストの強さは、荷物の重量に応じて重い・軽い・無しの3段階で設定が可能。

カートには最大10kgまで荷物を積め、買い物や荷物運びなどに役立つ。本体は折り畳み式。荷物が無いときは後側に腰掛けて、椅子としても利用できる。

  • 荷物の重量に応じて、アシスト機能を重い・軽い・無しの3段階で設定

本体サイズは「KC-100RD」がW74×D55×H72.5~85cm(適用身長135~165cm)、「KC-200GY」がW74×D55×H81.5~94cm(適用身長155~185cm)。両モデルもハンドル高さは6段階で2.5cm単位の調節が可能だ。

重さは「KC-100RD」が9.0kg、「KC-200GY」が9.3kg。電源はリチウムイオンバッテリー。付属する専用充電器で充電し、充電時間は約3時間。連続動作時間は約4時間。防水性能はIPX3。

カート部分の最大積載重量は10kg。実用登坂性能は縦断勾配が12%(傾斜 7度)、横断勾配が5%(傾斜 3度)。速度範囲は時速最大約6km。バッテリーパック、専用充電器、ACアダプタなどが付属する。