クロス・マーケティングはこのほど、「洗濯に関する調査(2022年)」を実施し、結果を公表した。
同調査は2022年5月27日〜5月29日、全国47都道府県の20〜69歳の男女を対象に実施。有効回答数は、1,100サンプルだった。
全国では梅雨入りした地域もあるが、洗濯日和が続いているところも多い。今回は「洗濯時にしていること・気になること」「洗濯物の乾かし方」「乾かすときにしていること・気になること」「実践している上手な洗濯の仕方(洗い方)/洗濯に関して知りたいこと」などについて聴取した。
洗濯時にしていることは「気になるものは、ネットを使う」割合が48.4%。 特に女性では65.3%がネットを利用していると回答した。
一方、男性では「洗濯物の種類や素材を気にせず、なんでも一緒に洗う」「量が多くても1回でまとめて洗う」が高く、こだわりや気にかけていることは女性ほど多くないことが明らかとなった。
乾かし方は、「外干し」が59.7%、「部屋干し」は28.8%。乾かす際は、「洗濯じわを伸ばしてから干す」が36.5%となった。年代別でみると20〜30代で「部屋干し」と回答した割合が他の年代より高く、30代では37.3%と最も高い。
また、「洗濯じわを伸ばしてから干す」は女性は47.8%、男性では25.1%と、乾かし方についても男女差が見られた。
洗濯に関して実践していることとしては、女性は「仕上がり」、男性は「効率」に関心ありと答えた人が多い。
女性は型崩れやしわなど「仕上がり」を気にかけ洗濯・物干しをするのに対し、男性はコインランドリーを利用したりスマホを連動させて帰宅時間に合わせて洗濯するなど、「効率性」を重視する傾向がうかがえる。
知りたいこととしては、部屋干しのニオイ予防や洗濯槽の汚れの取り方などは男女共通して聞かれたが、やはり男性は効率のいい洗濯方法、女性からはオシャレ着の扱い方法を知りたいというように、違いが見受けられた。