菅公学生服は、「子どもの将来の夢」に関する調査結果を5月31日に発表した。調査は2021年7月、全国の小中高校生の子どもを持つ親900名を対象にインターネットにて行われた。
「お子様は将来に夢を持っていますか?」と尋ねたところ、「持っている」と回答した親の割合は、小学生が57.3%、中学生は43.0%、高校生は46.3%という結果に。また、子どもの将来の夢が何か「知っている」という親は、小学生が95.6%、中学生は86.0%、高校生は93.5%と、親の多くが夢の内容までを把握していることが判明。
一方、将来に夢を「持っていない」割合が最も多かったのは中学生で22.0%。中学生の5人に1人が、将来に夢を持てていない状況にあることがわかった。
次に、学校教育の政策・動向で重要と思う内容は、「外国語教育」(50.7%)が最も多く、続いて「いじめ・不登校対策」(34.7%)、「道徳教育」(33.1%)、「ICTの活用」(30.3%)、「学校の危機管理(事件・事故・災害対応)」(22.0%)といった教育内容や危機管理などが上位に。
また、持続可能な社会づくりのための「SDGs教育」(16.9%)や、性の多様性への配慮として「LGBTQ(性的マイノリティ)への配慮」(12.4%)、IQ(知能指数)のような数値で測る学力ではなく、目には見えない「非認知能力の育成」(8.6%)、共生社会の形成に向けた「インクルーシブ教育」(5.1%)という21世紀型教育を重要視する回答も一定数あった。