タイガー魔法瓶は5月31日、「圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>ご泡火(ほうび)炊き JPI-S100・S180」を発表した。いずれも8月1日発売予定で、価格はオープン。推定市場価格は、5.5合炊きのJPI-S100が76,800円、1升炊きのJPI-S180が79,800円。本体カラーはJPI-S100がスレートブラックとミストホワイトの2色、JPI-S180がスレートブラックの1色。
JPI-S100・S180は、タイガー魔法瓶の炊飯器ラインナップではミドルクラスの位置付け、加熱方式に可変W圧力を採用したIHジャー炊飯器の中では最上位モデルとなる。製品名にもなっている「ご泡火炊き」機能のほか、新開発の「旨み粒立(つぶだ)ち炊飯プログラム」と「粒立ち保温プログラム」、合わせて3つの火力制御技術を備えている。
ご泡火炊きは、内鍋の「遠赤9層土鍋かまどコート釜~ご泡火仕上げ~」を利用して、土鍋の高火力・蓄熱性と泡立ちを再現。土鍋で炊いたような弾力のあるご飯に仕上げる。
「旨み粒立(つぶだ)ち炊飯プログラム」は、フラグシップ機「土鍋圧力IHジャー炊飯器」の温度コントロールを参考に開発したプログラム。従来モデル「JPI-G100」よりも少し低めの温度でお米を長く吸水させたあと、急速に温度を上昇させることで甘みを引き出し、お米の弾力を保ちながらふっくら炊き上げる。
「粒立ち保温プログラム」は、新開発の保温機能。蒸気センサーを活用し、ご飯から出る蒸気水量を感知して温度を調整。これにより、水分をご飯にとどめて時間が経過しても、ご飯の粒の輪郭を保ったままベタつきを抑え、ふっくらした状態での保温を実現した。
また、水分蒸発量も約11%抑えることができ、炊飯から長時間経過しても、ご飯のパサつきを抑えてみずみずしい美味しさを保つ。
このほか、従来モデルでも好評の「少量旨火炊き」機能や、「少量高速」メニュー、「冷凍ごはん」メニューといった機能を引き続き搭載。付属品のしゃもじは新たに「自立式抗菌加工しゃもじ」を採用している。
5.5合炊きJPI-S100の本体サイズと重さは、W252×D302×H211(ふた開き時H43.9)mm、5.4kg。最大消費電力は1,200W。
1升炊きJPI-S180の本体サイズと重さは、W275×D329×H242(ふた開き時H49.8)mm、6.5kg。最大消費電力は1,350W。