農林水産省は5月31日、東京都中央卸売市場に出荷される野菜について、6月の生育状況および価格見通しを発表した。それによると、6月は大根、ピーマン、玉葱が高値で推移する見通しという。
大根・ピーマン・玉葱が高値で推移する見込み
今後の生育、出荷および価格見通しについては、大根とピーマンは、天候の影響で生育が遅れ気味であるため、収穫量が減少して6月の出荷数量が平年を下回る見込みのため、「価格は平年を上回る」と予想。玉葱は、生育は順調であるものの、6月の出荷数量は平年並みとなり、市場での不足感から、「価格は引き続き平年を上回る見込み」としている。
人参、白菜、キャベツ、ホウレンソウ、葱、レタス、きゅうり、なす、トマト、馬鈴薯、里芋については、価格は「平年並みで推移する」と見込んでいる。