インターネットイニシアティブ(IIJ)と中部電力の合同会社であるネコリコは6月1日、見守り端末「まもりこ」の第2世代モデルを販売開始した。価格は13,200円。

  • まもりこ(第2世代)

    まもりこ(第2世代)

まもりこは、離れて暮らす両親や一人暮らしの高齢者を想定した見守り端末。「おまもり」をイメージした小型の通信端末を冷蔵庫に取り付け、開閉を検知してアプリ経由で活動状況を知らせる。カメラなどを使わないためプライバシー面での抵抗感が少なく、適度な距離感で見守れることを特徴としている。

第2世代では、よりきめ細かな状況確認ができるように改良した。見守り判定回数が従来の1日2回(朝・昼)から1日3回(朝・昼・夜)に増えるほか、アプリ上で見られる活動履歴が1時間ごとに更新され、朝・昼・夜の判定タイミング以外でも直近の活動状況(冷蔵庫の開閉履歴や室温・湿度)を確認できるようになる。新機能は6月末以降のアプリアップデート後に利用できる。

  • 6月末アップデート予定のステータス画面

    6月末アップデート予定のステータス画面

旧型ユーザーには、4,950円で新型と交換できる優待プログラムを提供する。旧端末の返却が条件で、受付期間は6月1日~11月30日。

本体サイズは約49×83×13.8mm、重量は約40g。温度/湿度/加速度センサーを内蔵し、NTTドコモのLTEエリア内であれば通信できる。保証期間は1年間。給電用のUSBケーブルが付属し、別途ACアダプタが必要となる。