PayPayは6月1日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の「オートチャージ機能」を改善。これまでは決済した後のPayPay残高を確認してチャージを行っていたが、今後は決済のときにPayPay残高をチェックし、残高不足時に自動チャージするため、事前の手動チャージが不要になる。
これまでのオートチャージ機能は、決済後にPayPay残高が一定額以下になったとき、あらかじめユーザーが設定した金額をチャージしていた。そのため、PayPayでの決済前にPayPay残高が不足していると、事前にユーザーがPayPay残高のチャージを行って不足分を補填しない場合、決済エラーが発生していた。
今回の機能改善によって、アプリのバージョンが3.43.0以降では、PayPayでの決済時にPayPay残高が不足しているかどうかを判定。PayPay残高が決済金額に対して不足している場合、自動でPayPay残高をチャージし、決済が完了する。
オートチャージの設定はPayPayアプリ右下の[アカウント]内にある[支払い方法の管理]から行う。最小チャージ金額を10,000円で設定した場合、残高不足額が5,000円だったとしても10,000円がチャージされる。設定額以上に残高が不足していた場合は、不足額全額をチャージする。