ネットエイジアは5月31日、「非喫煙者意識調査」の結果を発表した。調査は4月20日~21日、現在たばこを吸っていない20歳~69歳の男女1,000名(うち有職者655名)を対象にインターネットで行われた。
はじめに、喫煙者は全員がマナーの悪い人だと思うか聞いたところ、「そう思う(非常に+やや)」が33.2%、「そう思わない(全く+あまり)」が66.8%という結果に。一方、「喫煙者のマナーが平成時代と比べて良くなっていると思いますか?」という質問では、「そう思う(非常に+やや)」が50.4%、「そう思わない(全く+あまり)」が49.6%と拮抗。
また、「喫煙者と一緒にいて、喫煙を原因とする問題で不快に感じたことがありますか?」と聞いたところ、非喫煙者の65%が「ある(よく+たまに)」と回答。一方、「周囲の迷惑にならないようマナーを守っていればたばこを吸っても良いと思うか」と聞くと、66.3%が「そう思う(非常に+やや)」と回答したことから、周囲の人を不快にさせないようマナーを順守しているのであれば、たばこを吸うこと自体は問題ないと考える非喫煙者が多いことがうかがえた。
次に、有識者を対象に「仕事と喫煙・禁煙」をテーマに調査を行った。その結果、受動喫煙防止など周囲に配慮していればたばこ休憩をしても「いいと思う(非常に+やや)」という人は57.9%。また、仕事・業務をきちんと遂行していればたばこ休憩をしても「いいと思う(非常に+やや)」という人は61.7%と、いずれも肯定的な意見が多数派に。
また、企業が休憩中まで従業員に禁煙を求めることについて、56.2%が「やり過ぎだと思う(非常に+やや)」と回答。労働基準法で休憩中の行動は原則自由と定められているため、休憩中の禁煙の要請について疑問を感じる人が多いよう。さらに、企業がテレワーク時まで従業員に禁煙を求めることについても、65%が「やり過ぎだと思う(非常に+やや)」と回答した。
最後に、テレビドラマや映画の演出として喫煙シーンが出てくることを許容できるか聞いたところ、73.9%が「許容できる(ややを含む)」と回答。ドラマや映画の登場人物が喫煙しているシーンを受け入れられないと思う非喫煙者は少数派であることが明らかに。
喫煙姿が印象的なアニメキャラクターを聞くと、1位「次元大介(ルパン三世)」(177名)、2位「サンジ(ONE PIECE)」(106名)、3位「ルパン三世(ルパン三世)」(86名)、4位「ゴルゴ13(ゴルゴ13)」(28名)、5位「ポパイ(ポパイ)」(22名)という結果に。
禁煙を勧めたいアニメキャラクターとしては、料理人である「サンジ(ONE PIECE)」(76名)が1位に。以下、2位「次元大介(ルパン三世)」(55名)、3位「ルパン三世(ルパン三世)」(46名)、4位「土方十四郎(銀魂)」(15名)、5位「毛利小五郎(名探偵コナン)」(13名)と続いた。