デル・テクノロジーズは5月31日、Webカメラを備えた31.5型の4Kディスプレイ「Dell デジタルハイエンドシリーズ U3223QZ 31.5インチ 4K ビデオ会議用モニター」(以下、U3223QZ)を発売した。直販価格は194,980円前後。
Dell デジタルハイエンドシリーズは、工場出荷時に色補正し、高い色再現性を持つデル製ディスプレイのハイエンドライン。今回登場したU3223QZは、円形Webカメラを上部に載せた4K(3,840×2,160ドット)ディスプレイで、マイクと14Wのステレオスピーカーを内蔵し、1台でWeb会議に対応できる製品となる。本体にはLANポートを備え、Microsoft Teamsの認定も取得している。
カメラはSony Starvis CMOSセンサーを採用し、薄暗い場所でも被写体本来の色を映しノイズを低減する「Digital Overlap HDR」技術を採用する。AI自動フレーミングにより、自動で被写体にフォーカスする機能などを用意するほか、本体も上下に動かせ、視野を65度、78度、90度に調整可能。レンズ部分には、セキュリティに配慮し物理的にレンズを覆う「SafeShutter」を用意する。
機能面では、ユーザーを検知してWindows Helloで自動ログインしたり、離席を検知してロックしたりするDell ExpressSign-inに対応。ディスプレイとしては2000:1の高コントラスト比、最大5ms(GtoG高速)の応答速度、IPS Blackテクノロジーなどを搭載し、上下/左右各178度の広い視野角も備えている。画面表示はピクチャ・バイ・ピクチャ(PbP)と、ピクチャ・イン・ピクチャ(PiP)をサポート。
インタフェースは、HDMI(HDCP 2.2)×1、DisplayPort×2、USB 3.2 Type-C×3(うち1基はDisplayPort 1.4兼用、最大90W PDサポート)、USB 3.2 Type-A×5、ヘッドホンジャック、LANポートなど。
本体サイズはW71.261×D23×H49.784cm(スタンド付き)、重さは11.9kg。本体背面に電源ボタンやジョイスティックを装備し、100×100mmのVESAマウントにも対応。1mのUSB Type-C - USB Type-Cケーブル×1、1mのUSB Type-C - USB Type-Aケーブル×1、1.8mのディスプレイポートケーブルを同梱する。