元サッカー日本代表の大久保嘉人が、フジテレビ系『FIFAワールドカップ カタール2022』(11月21日~12月18日)のスペシャルナビゲーターに就任することが決まった。
大久保は日本代表として、2010年の南アフリカ大会、2014年のブラジル大会に2大会連続で出場。J1史上最多の191点を誇り、今回日本がグループステージで対戦するドイツ、スペインの1部リーグでもプレーした。今回の抜てきに「ワールドカップの面白さを大久保嘉人らしく伝えていきたいと思います」と意気込む。
大久保は2日18時30分からにフジテレビ系で生中継される『キリンチャレンジカップ2022 日本×パラグアイ』に出演するのを皮切りに、ワールドカップに向けて、今後フジ系で放送される日本代表の様々な大会の中継番組にも出演する予定となっている。
フジは今回のワールドカップで、グループステージ最終戦となる第3戦「日本vsスペイン」など全10試合を生放送する。
コメントは、以下の通り。
■大久保嘉人
――『FIFAワールドカップ カタール2022』のSPナビゲーター就任を受けて
「引退後にこのような形でワールドカップに関われる機会をいただき、大変光栄に思います。サッカーをあまり知らない人にもサッカーの楽しさ、ワールドカップの面白さを大久保嘉人らしく伝えていきたいと思います。みんなで日本代表を盛り上げていきましょう!」
――大久保さんにとってワールドカップとは
「94年(当時小学6年)のアメリカ大会を見て、プロサッカー選手になって、この舞台に立ちたい!と思ったサッカー選手としての原点でもあり、夢の舞台でもあります」
――出場されたワールドカップの試合で一番印象に残っている試合は
「2010年南アフリカ大会のカメルーン戦。大会前の強化試合で結果が出ず、批判ばかりされていた状況で迎えた大事な初戦で勝ち、一気にチームに一体感が生まれ、自信がつく試合になりました」
――ワールドカップで注目の日本代表選手は
「まだメンバーが決まったわけではないので、軽はずみなことは言えませんが、鹿島アントラーズの上田綺世選手に注目しています」
――日本はスペイン、ドイツと同組。日本代表にどのような戦いを期待しますか
「攻撃的に戦ってほしいのが本音ですが、粘り強く守って、カウンターで勝つサッカーが現実的だと思います。どんな形でもいいから勝ち点3を取ってほしい」
――SPナビゲーターとしての意気込みをお願いします
「ワールドカップを見たくなるような、日本代表を応援したくなるよう、魅力をたくさん伝えていけるよう頑張ります。みなさん、時差と戦いましょう!」
■植村敦チーフプロデューサー
「J1最強ゴールハンターとしての実績はもちろん、現役中に家事育児にも奮闘されるなどの一面もあり、その飾らない人柄で、幅広い層の方々にワールドカップの魅力をお伝えしていただけると信じ、この度オファーさせていただきました。熱さと優しさあふれる大久保さんのナビゲートが、日本中が包まれる歓喜の瞬間に繋がることをいまから期待しています」