女優の汀夏子(みぎわなつこ)が、3日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜13:00~)に出演する。
宝塚歌劇団50期生で「雪組」の男役トップスターを務めた汀は、1975年の『ベルサイユのばら』のオスカル役で人気に。自らつけた芸名は読み間違われることが多く、今では「汗夏子」に「釘夏子」に「打夏子」、友人からは「右は夏子、左は冬子」とからかわれていたと持ちネタにしている。
凛々しい男役で「かっこいい」と言われた汀も今は「面白い」と言われることが多いと嘆くが、ステージでのトークは再来場するファンのために毎公演違う話を仕込んでいると明かす。
そんな汀が自身の宝物をスタジオで紹介する。1つは宝塚男役の大先輩が描いてくれた白バラの絵、もう1つは、劇作家・寺山修司さんが亡くなる直前に書いてくれた「汀夏子のためのエチュード」の手書き原稿。寺山さんは汀さんのファンで、こっそり舞台も観に来ていたという。そのほか、美空ひばりさんから「舞台で是非共演したい!」と誘われ、打ち合わせを行ったエピソードも飛び出す。