レバレジーズは5月30日、「就職活動に関する実態調査」の結果を発表した。調査は4月7日~11日、2023年に卒業予定の大学4年生300名を対象に、同社運営の新卒向け就職エージェント「career ticket」によるインターネット調査にて行われた。
就活に対して不安があるかを尋ねると、51%が「とても不安がある」と回答。「やや不安」と回答した学生を含めると、8割を占める結果に。
理由を聞くと、就活がオンライン化し、大学のキャリアセンターで話を聞いたり、学内の先輩に相談したりしにくくなったためか、「志望先の内定を獲得できるかわからない」(46.7%)、「面接選考を通過できるかわからない」(40%)、「就活の進め方がわからない」(39.2%)が上位にあがった。
2022年4月時点での就活状況については、すでに34%の学生が内定を獲得。また、現在就活を続けている人のうち3割が本選考に進んでおり、学生も企業も一般的な就活スケジュールよりも早く動き出している傾向が見てとれた。
また、就活で利用しているサービスを聞いたところ、「ナビサイト」が81%とダントツトップ。次点が「スカウトサービス」(28.3%)であることから、学生はナビサイトでエントリー先を探しつつ、スカウトサービスを使って自分では探しきれない企業からのオファーを受けるようにしていることが伺えた。
現在就活を続けている人・就活をすでに終えている人に、これまで内定を辞退したことがあるかを尋ねると、15.7%が「ある」と回答。理由を聞くと、「より志望度の高い企業から内定をもらえそうだから」(36.2%)、「もともと志望度が高くなかったから」(31.9%)という回答が多くあがった。