ゲームエイジ総研は5月26日、「ゲーマーのお金に対する意識」の結果を発表した。同調査は5月、全国の10~50代で、何らかのゲームをしている男女3,064人を対象に、インターネットで実施した。
支出における「生活費」「娯楽費」「貯金」「その他」の割合について調べた。食費や交通費、水道光熱費など一般生活費の割合は、年代が高くなるほど収入に占める割合が高かった。自立・独立前で家族と同居することが多い10代は、一般生活費の割合が少なく、娯楽費が占める割合が高い。注目すべきポイントは貯金の割合の高さで、最も貯金の割合が高いのは10代(25%)だった。年代が高くなるほど、貯金の割合は減少している。
10~30代を対象に、お金のことは必要になったら考えればいいと思うか尋ねたところ、どの年代も7~8割は「そうは思わない」と回答した。、「そう思う」という回答は10代が最も高く(30.4%)、20代(24.1%)、30代(19.0%)と年代が高くなるにつれ、減っている。年代が高くなると、計画的にお金のことを考える傾向が強くなることがわかった。
生活のために働いてお金を得なければいけないと思うか尋ねると、「そう思う」で最も高いのが10代(91.2%)で、30代(90.1%)、20代(88.9%)と続いた。いずれの世代でも"働いてお金を得る"という労働に対する価値観は、しっかりと認識されていることがわかった。
自分の趣味や好きなことに使うお金を何よりも優先させたいと思うか聞くと、「そう思う」という回答が高かったのは、20代(51.2%)と10代(48.4%)だった。約半数が「自分の趣味や好きなことに使うお金を何よりも優先させる」と回答している。しかし30代では37.1%と10~20代と比べ減少した。