ロバート・ウォルターズ・ジャパンは5月26日、「人事評価制度」に関する調査結果を発表した。調査は3月24~31日、同社に登録のある国内で働く会社員709人を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず「1週間の平均総労働時間」を聞いたところ、「週40~45時間」(44%)、「週46~50時間」(23%)、「週30~39時間(15%)、「週51~55時間」(12%)、「週15~29時間」「その他」(3%)だった。
また、「勤務時間等、仕事の強度において、上司からの配慮を感じますか」と聞くと、「平均勤務時間週46時間以上」の回答者は「はい」(45%)、「いいえ」(55%)に。「平均勤務時間週45時間以下」の回答者は「はい」(72%)、「いいえ」(28%)だった。
次に、「柔軟な働き方(働く場所・時間に縛られない働き方)は人事評価に影響がありますか」と尋ねると、「オフィス勤務」、「在宅勤務」、「時短勤務」、「フレックスタイム制」、「ワーケーション」というどの項目でも半数近くが「評価に影響がない」と答えている。
同社は「企業は優秀な人材を確保するためにも、人事評価が多様な働き方の妨げとならないような基準を設ける必要がありそうです」とコメントする。